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2-2
施工上の注意
ロードセルの基礎となる部分は、荷重を支える重要な箇所ですので、施工も入念に行ってください。
ロードセルの向きと金具の向きは本書を読んで正しく設置して下さい。
ロードセルケーブルは突っ張らないようにたるみを持たせて下さい。また、破損しないように電線
管等により保護して下さい。なお、電線管の動力線との共用はしないで下さい。
ロードセルとマウント金具の接触面には潤滑、防塵のためのグリスを塗布して下さい。
ロードセルとマウント金具の接触面にゴミ、泥などが入らないように注意してください。
塗布するグリスはリチウムグリス(万能型グリス)をお使いください。
ロードセルケーブルの誤配線には注意して下さい。誤配線が原因で機器の損傷を招く恐れがあり
ます。
通電している機器にロードセルの接続はしないで下さい。また、通電前に接続に誤りが無いかよく
確認してください。
ロードセルに強い衝撃を与えないで下さい。
最大印加電圧を超える電圧をロードセルに加えないで下さい。ロードセル内部を破損する恐れが
あります。
ロードセルを装着したまま溶接作業を行う時は、ロードセルに電流が流れないよう溶接個所の近
くにアースを接続するようにしてください。
2-3
トラックスケールの設置例
基礎の施工は入念に行われていること。
トラックの進行方向
振れ止めストッパー
ロードセルケーブルは電線管で保護してください。
振れ止めストッパーの隙間は5
mm
以下としてください。
推奨は2~3
mm
です。
ストッパー用補強板
ベースプレート
ベースプレート相互間の水平度:3
m m
以内
ベースプレート単体の水平度:1
/
500以内
底面には流れ勾配をつける。
(1
/
100以上)
ストッパーコラム
耐圧盤
トラックの
進行方向
マウント金具
基礎の施工は入念に