Setting procedure – Automatic - hour, minute, small seconds, date, flyback chronograph
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- 時計を巻き上げるときは、必ず時計を腕から外してください。時計を外して巻き上げを行うと、操
作時にリューズ軸がまっすぐに保たれリューズやムーブメントへの損傷を避けることができます。
- 時計を巻き上げるために、故意に時計を振らないでください。振っても巻き上げられることはな
く、ムーブメントの損傷につながりかねません。
- 数カ月間時計を着用しない場合も、定期的に巻き上げを行うことをお勧めします。ムーブメント
のシャフトのオイルが固まったり流れ出したりするのを防ぐことができます。
調整の手順
時刻の設定
1. リューズを位置 3 まで引き出します。
2. リューズを回し、針(A, B)を時計回りに進めて正しく合わせます。
注意:
針が 12 時を回って日付が変わった場合は深夜 12 時、日付が変わらない場合は昼の 12 時を
意味します。
3. 時報(時報案内、ラジオなど)にあわせたら、リューズを元の位置に戻し、モデルによっては
ねじ込み式操作を行います(位置 1)。
日付のクイック修正
注意:ムーブメントに損傷を与えることがあるため、午後 8 時から午前 2 時の間の日付修正は行
わないでください。この時間帯は、自動的に日付を変更する為に、内部の機構(歯車、カナ)が
かみ合って作動しています。
1. リューズを位置 2 まで引き出します。
2. 正しい日付(E)が表示されるまでリューズを回して日付を進めます。
3. リューズを位置 1 まで押し戻します。
31 日がない月末は手動で日付を修正してください。
クロノグラフ機能
クロノグラフ・フライバック
1. プッシュボタン P1 を押してクロノグラフをスタートします。
2. 次のタイム測定をスタートする前に、プッシュボタン P2 を押すことでクロノグラフをゼロに
リセットし、すぐに次のタイムを測定することができます。
シンプルクロノグラフ
P1:プッシュボタンスタート/ストップ。ボタンを一回押すとクロノグラフがスタートします
(秒:F、分:G)。もう一回押すとクロノグラフがストップして、さらにもう一回押すと再び
スタートします。
P2:クロノグラフをゼロに戻すプッシュボタン。プッシュボタン P1 を押してクロノグラフをスト
ップさせた後に、P2 を押すとクロノグラフはゼロに戻ります。