システム設定ガイド
5-11
メモ:
1/
x
は、
CLI
コンソールインタフェースでのスイッチポート番号
x
を表します。内
蔵されている
2
つのスイッチは完全に独立しています。
内蔵されているスイッチモジュールは、
4
つのアップリンクポートをデフォルトで
オートネゴシエーションモードに設定します。リンクパートナーの双方がオートネ
ゴシエーションモードになっている場合は、ストレートスルーケーブルまたはクロ
スオーバーケーブルのいずれかを使って、ネットワークスイッチモジュールをス
イッチ、ルータ、
NIC
などの外部ネットワークデバイスに接続することができます。
外部ネットワークデバイスのアップリンクポートが強制モード(
100 Mbps
全二重方
式または
1000 Mbps
全二重方式など)になっている場合は、内蔵スイッチモジュー
ルのアップリンクポートも同じモードに設定します。
強制モードでケーブルを接続する場合は、以下の推奨事項に従ってください。
•
ネットワークスイッチモジュールのアップリンクポートとリンクパートナーの
MDI
ポート(ネットワーク上のスイッチ、ルータ、
NIC
のアップリンクポート
など)の接続には、クロスオーバーケーブルを使用してください。
•
ネットワークスイッチモジュールのアップリンクポートとリンクパートナーの
MID-X
ポート(ネットワーク上のスイッチの通常ポートなど)の接続には、ス
トレートスルーケーブルを使用してください。
リンクパートナーの双方は、指定された速度と二重方式で動作します。
図
5-5
と図
5-6
は、外部ネットワークスイッチを使ってネットワークに統合された
PowerEdge 1655MC
システムの
2
種類の設定を示したものです。ネットワークス
イッチでは、ネットワークに統合するために特別な設定は必要ありませんが、ネッ
トワークのパフォーマンスと可用性を最大限に引き出すために、リンクアグリゲー
ションやチャネリングなどの基本的な設定を行うことをお勧めします。以下の例は、
PowerEdge 1655MC
に
2
つのネットワークスイッチモジュールが内蔵されている場
合です。システム内にネットワークスイッチモジュールが
1
つしかない場合は、す
べてのサーバモジュールの
LOM1
によってネットワークスイッチモジュールが共
有
されます。
表
5-3.
ネットワークスイッチのアップ
リンクポートまたは外部ポート
ネットワーク
スイッチ
1
ネットワーク
スイッチ
2
1/7
1/7
1/8
1/8
1/9
1/9
1/10
1/10
0W440jb1.fm Page 11 Thursday, October 24, 2002 6:32 PM