Fast!UTIL を使用した iSCSI の設定:QLogic QME8242 メザニンカードユーザーズガイド
file:///T¦/htdocs/NETWORK/QLogic/71922/ja/fastutil.htm[9/26/2012 4:33:32 PM]
DHCP
が
No
(いいえ)に設定されている場合、このフィールドに有効なゲートウェイ
IP
アドレスを設定する必要があります。これを設定し
ない場合、システムが通信できるノードは同じ
LAN
上の他のノードに限定されます。
イニシエータ
iSCSI
名
<Enter>
を押してイニシエータの
iSCSI
名を設定します。
イニシエータ
iSCSI
名を指定するかどうかは任意ですが、指定しない場
合、
iSCSI
関数は製造時にプログラムされたデフォルトの
iSCSI
修飾名(
IQN
)を使用します。
このオプションを使用することにより、デ
フォルト以外の
IQN
を指定することが可能になります。
イニシエータ
CHAP
名
<Enter>
を押して、双方向(
BIDI
)の
CHAP
(
Challenge Handshake Authentication Protocol
、チャレンジハンドシェイク認証プロトコ
ル)名を設定します。
イニシエータ
CHAP
シークレット
<Enter>
を押して
BIDI CHAP
シークレットを設定します。
iSCSI
起動の設定
Fast!
UTIL
のオプションメニューで、
Configuration Settings
(コンフィギュレーション設定)を選択して、
iSCSI Boot
Settings
(
iSCSI
起動設定)にアクセスし、起動するドライブを指定します。
<C>
キーを押して、起動デバイスの情報をプライマリおよび
代替起動ロケーションからクリアします。
メモ:
iSCSI Boot from SAN
の別の方法として、
iBFT
(
iSCSI Boot Firmware Table
)のフィールドを使用します。
詳細は
iBFT
起
動のセットアップ
を参照してください。
iSCSI
起動のセットアップ情報には、次が含まれます。
Boot Device Primary and Alternate
(起動デバイス、プライマリおよび代替)
Adapter Boot Mode
(アダプタ起動モード)
Primary and Alternate Boot Device Settings
(プライマリおよび代替起動デバイスの設定)
Configuring the iSCSI Boot Parameters
(
iSCSI
起動パラメータの設定)
Configuring the iSCSI Boot Settings
(
iSCSI
起動の設定)
Preparing the Image on the Local Hard Drive
(ローカルハードディスクドライブ上のイメージの準備)
Transferring the OS Image to the iSCSI Target
(
OS
イメージの
iSCSI
ターゲットへの転送)
Booting
(起動)
起動デバイス、プライマリおよび代替
(プライマリ
/
起動デバイスの設定
で)デバイスの設定を行った後、これらのロケーションで
<Enter>
を押して利用可能なデバイスのリスト
表示します。
iSCSI
起動デバイスを選択するには、そのデバイスをハイライト表示して、
<Enter>
を押します。
アダプタ起動モード
Disable
(無効)
—
このオプションを選択すると、
QME8242
アダプタの
ROM BIOS
が無効となり、上位メモリのスペースが解放さ
れます。
Manual
(手動)
—
このオプションを選択した場合、
iSCSI
起動デバイスのパラメータを
プライマリ
/
代替起動デバイスの設定
エリア
で手動で設定します。
手動設定のパラメータには次のものがあります。
Initiator IPv4/IPv6 Address via DHCP
(
DHCP
経由のイニシエータ
IPv4
および
IPv6
アドレス)
—
Yes
(はい)
に設定すると、
QME8242
アダプタは
DHCP
を使用してその
IP
アドレス、サブネットマスク、およびゲーウェイ
IP
アドレス
を取得します。
<Esc>
変更を保存するには、
キーを
3
回続けて押します。
IP
アドレス、サブネットマスク、ゲートウェ
イ、
IPv6
ルータブルアドレス、およびイニシエータの
IPv4
または
IPv6
アドレスの設定を保存しても、これらの値は入力され
ません。
DHCP
が
No
(いいえ)に設定されている場合、このフィールドに有効な
IP
アドレスを設定する必要があります。
Subnet Mask
(サブネットマスク)
—
DHCP
が
No
(いいえ)に設定されている場合、このフィールドに有効なサブネットマ
スクを設定する必要があります。
Gateway IP Address
(ゲートウェイ
IP
アドレス)
—
DHCP
が
No
(いいえ)に設定されている場合、このフィールドに有
効なゲートウェイ
IP
アドレスを設定する必要があります。
Initiator iSCSI Name
(イニシエータ
iSCSI
名)
—
<Enter>
を押してイニシエータの
iSCSI
名を設定します。
デフォル
トでは、
iSCSI
名(標準製品モデルおよびシリアル番号の
2
つの部分で構成)が使用されます。
iSCSI
名を変更する場合は、
変更した名前を永続化させるためアダプタをフラッシュする必要があります。