294
ja
P: 駆動軸の位置
D: パイプ径
–
皿ばねを回して引張チェーンのテンショナー (1) を出し、パイプミルを置いて
も引張距離が十分に確保できるようにします。
パイプ外径に合わせて引張チェーンを繋ぎます。
ミルをパイプ上に位置決めし、滑らないようにホイストで固定します。
パイプ外径に合わせてガイドチェーンを繋ぎます。
–
ガイドチェーンを引張チェーン横の 10mm の距離に、かつフライス工具の向か
い側に固定します。ガイドチェーンのボルトから引張チェーンのボルトまでの
距離は 10mm となります。
–
外周における距離を 3 回以上確認してください。
パイプ上へのパイプミルの固定
リンクチェーンをかけます。
–
パイプミルの両側にあるリンクチェーンの両端をパイプにかけます。
–
パイプミルをやや持ち上げて、リンクチェーンをスプロケット (20) の下に押し
入れ、パイプミルを置けばリンクチェーンが歯車に噛み合うようにします。
–
チェーンリンクの端を固定軸 (14) のスプロケットと接合板 (19) へ案内します。
–
リンクチェーンの両端をボルト (3 02 17 216 00 4) で繋ぎ、2 個の固定リング (4
26 34 020 00 5) で固定します。
リンクチェーンの引張 ( 図 A 参照 )
–
両方の皿ばね (1) を回して、リンクチェーンがパイプ上に軽く載るようにしま
す。パイプミルをパイプ円周方向へ何度か動かして、正確な位置調整をおこな
ってください。
–
皿ばねの長穴にあるピン (23、図 A) が溝の中に来るように、皿ばねを回してリ
ンクチェーンを締めます。
–
切削作業中はピンの状態を観察してください。パイプが円形でない場合には、
チェーンを締め直すか緩める必要があります。切削作業の前に必ず 4 つのハン
ドルを取り外してください。
事故の危険!
ここでは、皿ばねをこれ以上締めないでください!
カッティングツールの取り付け
けがの危険
不意にスイッチを投入すると、けがをする危険があります。カッティングツ
ールを取り付ける前に、電源プラグを引き抜いてください。
けがの危険
カッティングツールの鋭角な刃によって切傷を負う危険があります。カッテ
ィングツールの取り付けおよび取り外しの際には必ず保護手袋を着用してく
ださい。
けがの危険
高熱を帯びたカッティングツールによって、火傷を負う危険があります。カ
ッティングツールの取り外しの際には必ず保護手袋を着用してください。
保護手袋を着用してください。
刃が正常な状態にあるカッティングツールのみを使用してください。
–
カッティングツールを装着する前に、ツールスピンドル、通過面および接触面
を掃除してください。
–
カッティングツールをスペーサーと一緒に装着してください。
–
ツール固定ナットをしっかりと締めてください。
使用開始
パイプミル :
電動式パイプミルの前段にはスイッチギアアセンブ
リを設置してください。このスイッチギアアセンブ
リは以下で構成されています。
–
メインスイッチ / 反転スイッチ
–
モーター保護スイッチ
–
不足電圧引外し装置
–
プラグコネクタ
メインスイッチは、スイッチ投入と回転方向の反転
に使用します。モーター保護スイッチと不足電圧引
外し装置は 1 体のユニットを形成しています。過負
荷時にはモーター保護スイッチが切られ、定格電圧
以下になると、不足電圧引外し装置によってパイプ
ミルが電源から遮断されます。これによって不意の
スイッチ再投入を防止しています。
モーター保護スイッチを作動させることによって、パイプミルの運転が再開されま
す。
スイッチギアアセンブリは、常時オペレータの手が届く場所に設置してください。
部分的に防爆仕様となっているパイプミル :
スイッチギアアセンブリの前段に、パイプミルを作
動するための追加オン / オフスイッチを装備したス
イッチボックスを、爆発の可能性がある領域 「ゾ
ーン 2」で使用してください。
スイッチボックスは、常時オペレータの手が届く場
所に設置してください。
爆発の危険
スイッチギアアセンブリはゾーン 2 の範囲外に設置
してください。
操作
けがの危険
運転中は保護フードが完全に閉じられ、ロックされていることが必要です。
けがの危険 切屑の飛散による危険
切屑の飛散によって負傷するおそれがあります。危険領域には誰もいないこ
とを確認してください。
火災の危険 切屑の飛散による危険
可燃性の高い物体が危険領域にないことを確認してください。
けがの危険
パイプミルのスイッチを投入した際に、飛散物によって負傷する危険があり
ます。パイプミルを使用する前に必ずクランクハンドルを取り外してくださ
い。
始動
電動パイプミルの場合、ツールの回転方向が正しいことを必ず確認してください。
回転方向はスイッチ装置にある反転スイッチで変更することができます。
けがの危険
機械の作動中は回転部で負傷する危険があります。機械の危険領域への立ち
入りは、安全措置を講じた上での調整作業の際のみにおこなってください。
–
送りギアのスイッチを送りシフトレバー (28) で切ります。
–
パイプミルのスイッチを入れてください。
–
クランプレバー (11) を緩め、クランクハンドルを使用して作動中の鋸刃をパイ
プへできるだけ深く旋回させてください。鋸刃が深く入ると切削工程が安定し
ます。
–
フライス加工の場合には、工具干渉をできるだけ少なめに抑えてください。切
削深さが深くなればなるほど、切屑の量は増加します。
–
カッティングツールは、必要量よりもさらに約 3mm 深めに入れてから、必要な
深さに戻してください。これによってカッティングツールは工具干渉領域から
出ます。
RSG Ex 18 A/B (**)
P
D
[mm]
[inch]
I
250 ~ 400
9.6 ~ 15.7
II
400 ~ 600
15.7 ~ 23.6
III
600 ~ 800
23.6 ~ 31.5
IV
800 ~ 1000
31.5 ~ 39.4
V
1000 ~ 1300
39.4 ~ 51.2
VI
800 ~ 3000
51.2 ~ 118.1
C
D