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3) Boot Device Options
ブートデバイスを設定することで、どのSCSIデバイスからサーバ本体をブー
トするか指定することができます。
・ Boot SCSI ID
このオプションにより、どのSCSIデバイスからブートしたいか、SCSI
IDで指定することができます。デフォルト設定はSCSI ID「0」です。
ここで選択されたSCSI IDはブートデバイスで構成されたIDと対応しな
ければなりません。
・ Boot LUN Number
ブートデバイスが複数のLUN(Logical Unit Numbers)を持ち、Multiple
LUN Supportが有効になっている場合、このオプションを使用すること
で、ブートするLUNを指定することができます。デフォルト設定は
LUN「0」です。
4) SCSI Device Configuration (#0〜#15)
このオプションにより、SCSIバスにある各SCSIデバイスに特定のパラメータ
を構成することができます。SCSIデバイスを構成するには、そのSCSIデバイ
スに割り当てられているSCSI IDを知っていなければなりません。
・ Sync Transfer Rate
このオプションを使用することで、本カードがサポートする最高同期
転送速度を設定することができます。デフォルト設定は、
「80.0MB/s」
です。
本カードはUltra2WideSCSIの最高値である80.0MB/sの速度までサポー
トします。使用しているSCSIデバイスがUltra2WideSCSIデバイスの場
合は、80.0MB/sの最高値まで使用することができます。SCSIデバイス
がFastWideSCSIデバイスの場合は、最高値は20.0 MB/sとなります。
・ Initiate Wide Negotiation
このオプションは、データ幅が8ビットではなく16ビットのデータ転送
(ワイドネゴシエーション)を使用できるようにするか決めることが
できます。デフォルト設定は「 yes」です。
・ Enable Disconnection
このオプションにより、SCSIデバイスをSCSIバスからディスコネクト
(切断)できるかどうかを指定することができます。ディスコネクト
が可能になっている場合、SCSIデバイスが一時的にディスコネクトさ
れている間、本カードはSCSIバスを使い他の操作を行うことができま
す。デフォルト設定は「yes」です。
本カードに複数のSCSIデバイスが接続されている場合は、 このオプ
ションを「yes」のままにしておいてください。SCSIバスのパフォーマ
ンスが最適化されます。