第2章 本製品の取り付け
10
[
ServerStart CD
を使用する場合]
1.
「ハードウェア構成ツール起動用フロッピーディスク」をフロッピィディス
クドライブにセットし、サーバ本体の電源を投入します。
2.
表示されるメニューから、「
Basic(RAIDUTIL)
」を選択し、
[Enter]
キーを押
します。
MS-DOS
が起動します。
3.
サーバ本体のフロッピィディスクドライブに、本製品に添付の
Remote
Service Board Utility
をセットします。
4.
ファームウェアをアップデートします。
次のコマンドを入力します。
b:
\
flashrsb [Enter]
5.
アップデートの完了を確認します。
アップデートが正常に完了した場合には、次のメッセージが表示されます。
OK: Firmware flash successfully finished
アップデートが失敗した場合には、次のメッセージが表示されます。
ERROR: Firmware flash failed
6.
アップデートが正常に完了した場合には、ファームウェアの版数を確認しま
す。アップデートした版数は、処理開始時のメッセージに表示されています。
MESSAGE: Flash firmware : Version x.x.x.xx
次のコマンドを入力します。版数の参照方法は、本書の『付録
1.3
版数の
参照』を参照してください。
b:
\
sptool [Enter]
■アップデート再実行手順
ファームウェアのアップデートが失敗した場合は、再度ファームウェアのアップ
デートを実施してください。万が一、サーバ本体が起動しなくなった場合には、
以下の作業を実施してください。
1.
サーバ本体および周辺装置の電源を切り、電源ケーブルをサーバ本体から取
り外します。
2.
リモートサービスボードの
AC
アダプタを取り外します。
3.
10
秒以上経ってから、リモートサービスボードの
AC
アダプタを接続しま
す。
4.
サーバ本体の電源ケーブルを接続し、サーバ本体および周辺装置の電源を投
入します。
5.
ファームウェアのアップデートを再度実施します。
上記作業を行っても正常に動作しないような場合には、本製品を取り外し、弊社
担当保守員にご相談ください。