60
日本語
安全上の注意
施工の際は手を挟んだり怪我をしないように、手袋をはめてください。
この製品は、体や手を洗う等の製品本来の目的以外には使用しないで
ください。
小さなお子様が製品を安全に使用し、誤操作等の危険性を理解・判断で
きない場合は、小さなお子様がシャワーシステムを独りで使用しないよ
うに注意してください。
水栓には、バッテリー
CR-P2
またはハンスグローエが提供する変圧器
30589310
(
日本国内取扱い無し
)
をご利用ください。
問題のある配線だけの交換はできません。 配線に問題がある場合は、
変圧器を使用しないでください。
変圧器と主電源プラグコードは、保護ゾーンの外側の乾燥した屋内のみ
に取り付けまたは接続することができます。
変圧器は保護ゾーン
0
または
1
に取り付けないでください。
コンセントは保護領域外に配置する必要があります
(
日本では関連法規
に従って施工してください
)
。
(
次のページを参照
図
5)
水栓は保護ゾーン
2
に取り付けることができます
(
日本では関連法規に
従って施工してください
)
。
給水・湯の圧力差は
0.1(MPa)
以内としてください。
施工上の注意
•
製品の施工前に輸送でのダメージがないか確認してください。 施工後
のキズ等のお申し出はお断りさせて頂いています。
•
配管と水栓は、関連法規に従って施工、洗浄、および試験を行ってくださ
い。
•
施工行う地域に適用される関連法規をお守りください。
•
保守作業のために、水栓の上には必要スペースを確保してください。
(
最
小
200
mm)
•
流量が少なく給湯機の着火に問題がある場合や、流量を増やしたいとき
は、エアレーターの後ろにある
EcoSmart
®
(
流量リミッター
)
を取り外すこ
とができます。
•
水栓は、エッジが高くなっている洗面台に取り付けないでください。
(
63)
•
初めてご利用の場合、またはメンテナンス後は、動作範囲設定の際の光
の反射の影響で、動作が遅れる場合があります。この際はセンサーは自
動調整され、この調整は約
10
〜
15
分後に実行されます。
電気設備の施工
電気工事士
設置およびテスト作業は、
DIN
VDE
0100
パート
701
/
IEC
60364-7-701
により、認定された電気技師が行う必要があります
(
日
本では関連法規に従って施工してください
)
。
電気の接続
電源
:
230
V
AC
±
10
%/
50-
60
Hz
配線は定格感度電流が
30
mA
以下の漏電遮断器に接続してください
(
日
本では関連法規に従って施工してください
)
。 漏電遮断器は、定期的に
確認をしてください。
すべての作業は、非通電状態で行ってください。 電源は、メインスイッチ
またはコンセントで安全に切断してください。
コンセントは保護領域外に配置する必要があります
(
日本では関連法規
に従って施工してください
)
。
(
次のページを参照
図
5)
調整
この自動水栓には、検出範囲の背景の影響を減らす機能が内蔵され、セン
サーで施工場所の条件
(
シンクサイズ、周囲の明るさ、反射
)
により自動調整
されます。
バッテリ動作
バッテリー交換が必要か、
LED
の表示で分かります。
バッテリー電圧
≤
約
5.5
V
: 水栓が動作するとセンサーウィンドウの
LED
が点
滅しますが、吐水はまだ可能です
.
バッテリー電圧
≤
約
5.3
V
: センサーウィンドウの
LED
が点灯し続ける場合
は、これ以上吐水ができないため、バッテリーを交換する必要があります。
注意!バッテリーを組込み後、水栓を約
30
秒間作動させないでください。自
己調整の時間が必要となっています。
バッテリーの交換、取付、廃棄は、
EN
60335-1
、付録
3
、セクション
7.12
の指
示に従ってください
(
日本では自治体の分別に従ってください
)
。
電源操作
電源を交換する手順は、バッテリー交換の手順に従ってください。
通常の操作
水栓の検出範囲、スイッチがオン
/
オフする距離は、周囲の光学的な条件
(
洗面台の形状や反射度合、周囲の照明など
)
、ならびに範囲内で検出する
対象の形状、大きさ、速度、反射度合に左右します。 水栓の検出範囲、スイ
ッチがオン
/
オフする距離は、通常約
160
〜
200
mm
の範囲です。 暗めの物
体
(
例:灰色、黒色
)
は反射率が小さいため、水栓からの検出が困難です。検
出範囲、またはスイッチがオン
/
オフする距離が、
160
mm
未満になることも
あります。 明るい物体や、反射率が高いものは、水栓から良く検出されま
す。検出範囲、またはスイッチがオン
/
オフする距離が、
200
mm
以上になる
こともあります。 強い光が水栓のセンサーウィンドウに直接入らないように
してください。 水栓のセンサーウィンドウに水滴や結露があると、意図せず
突然吐水される事があります。
赤外線センサーの範囲調整
水栓が、非常に小さいまたは反射性の高い洗面ボウルと使用されている際
は、マニュアルモードで赤外線センサー範囲の縮小が必要な場合がありま
す。 次の
2
つのモードが選択可能です。
•
「最大範囲」
(
工場出荷時設定
)
•
「最小範囲」
(
最大範囲が約
50
mm
縮小
)
水栓の現在の動作モードは、センサーウィンドウの背後にある
LED
で示され
ます。
•
水栓を閉じるときに短い点滅
=
「最小範囲」
•
水栓を閉じるときに点滅無し
=
「最大範囲」
「最大」を「最小範囲」に、またはその逆に変更するには、次の手順を実行
します。
•
アセンブリとバッテリーハウジングまたは電源ユニット間の電気プラグ
接続を切断します。 この間、コンデンサが放電ために、手で簡単にセンサ
ー窓の検出領域に手を伸ばしてください。
10
秒後に電源接続を再開し
ます。
•
ソフトウェアバージョンは
LED
の点滅で分かります
(
例:
1
回点滅
=
ソフト
ウェアバージョン
1)
•
校正を待ちます
(LED
は
10
秒間点灯し続けます
)
•
センサーウィンドウを手または白い紙で完全に
5
秒から
10
秒ほど覆いま
す
(
排水は
5
秒間開始します
)
•
センサーウィンドウを再度離します
• LED
は、現在アクティブになっている動作モードを点滅表示します。
1
回
=
「最大範囲」、
2
回
=
「最小範囲」
•
赤外線センサーの調整が完了するまで、
LED
が点灯します。
• 10
秒以内に新しい範囲設定が可能です
• LED
が再び消えると、水栓は使用可能となります。
技術資料
EcoSmart
®
(流量リミッター) 付きの水栓
使用圧力:
最大
0,8
MPa
推奨使用水圧:
0,1
-
0,5
MPa
耐圧試験圧力:
1,6
MPa
(1
MPa
=
10
bar
=
147
PSI)
給湯温度:
最大
60°C
温度差
50
℃流動圧
0.3
MPa
での最大吐水温度:
最大
42°C
反応時間
:
1
-
2,
s
自動停止
:
10
秒後
バッテリー
:
CR-P2
/
6
V
Lithium
変圧器
:
230
V
AC
±
10
%
/
50
–
60
Hz
/
20
mA
保護クラス
:
IPX5
仕様ラベルの場所
:
次のページを参照
この製品は飲料水での使用が前提となっています
(
日本においては水道法
に適合する飲料水
)
!
アイコンの説明
酢酸系シリコンをご使用にならないでください!
Safety
Function(
安全機能
)
(
64)
「
Safety
Function
」を使うと、最高温度を例えば
38ºC
にセットすることができ
ます。
メンテナンス
(
逆止弁は、
EN
806-5
に従って定期的
(
少なくとも年に
1
回
)
に確認をしてく
ださい
(
日本においては関連法規に従ってください
)
。
お手入れ方法
(
水栓を清掃に、高圧またはスチームクリーナーを使わないでください。