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6 ご使用前に
6.1 バッテリーパックの慎重な取扱い
注意事項
低温ではバッテリーパックの力が低下します。 フル充電されて
いるバッテリーパックでのみ作業してください。 そうすれば、
バッテリーパックの容量を最大限利用できます。 適宜、 予備の
バッテリーと交換してください。 効率が落ちたバッテリーパック
は、 交換後速やかに充電してください。
バッテリーパックを使用しない場合は、 できるだけ涼しくて乾
燥した場所に保管してください。 バッテリーパックを太陽の直
射下、 ラジエーターの上、 窓際等で保管しないでください。 寿
命となったバッテリーの廃棄は、 リサイクル規制により定められ
た方法で確実に行ってください。
6.2 バッテリーパックの充電
危険
必ず指定されたヒルティバッテリーパックと、「アクセサリー」
の項に記載のヒルティ充電器を使用してください。
6.2.1 バッテリーパックの初充電
はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充電してく
ださい。
6.2.2 使用されたバッテリーパックの充電
バッテリーパックを充電器にセットする前に、 バッテリーパック
の表面の汚れを落とし、 乾かしてください。
充電方法については、 充電器の取扱説明書を参照してください。
LiIon バッテリーパックは、 部分的にしか充電されていない状
態であっても常に挿入することができます。 充電の進行状況は
LED で表示されます (充電器の取扱説明書を参照)。
6.3 バッテリーパックの装着
注意
バッテリーパックを装着する前に、 本体のスイッチがオフになっ
ていてスイッチオンロックが作動していること (正逆回転スイッ
チを中立の位置にします) を確認してください。 必ず本体用
に許可されたヒルティバッテリーパックを使用してください。
注意
バッテリーパックを本体に挿入する前に、 バッテリーパックの接
点と本体の接点に異物が付いていないか確認してください。
1. バッテリーパックを本体の後部にあてがいながら、 カチッカ
チッと音がするまで挿入します。
2.
注意バッテリーパックが落下して怪我をする恐れがありま
す。
バッテリーパックが本体にしっかりと固定されていること
を確認してください。
6.4 バッテリーパックの取外し
2
1. 1 つまたは両方のリリースボタンを押します。
2. バッテリーパックを本体から後ろへ引き抜きます。
6.5 バッテリーパックの搬送および保管
バッテリーパックを引いて、 ロック位置 (作業位置) から最
初のロック位置 (トランスポートロック位置) へ動かします。
搬送あるいは保管のためにバッテリーパックを本体から取り外す
際は、 バッテリーパックの電気接点がショートしないことを確
認してください。 本体ケース、 先端工具箱あるいは搬送用ケー
スからねじ、 ネイル、 クランプなどの緩んだ金属製部品、 緩い
ビット、 針金あるいは金屑などを取り除くか、 あるいはこれら
がバッテリーパックと接触しないようにしてください。
Printed: 30.09.2013 | Doc-Nr: PUB / 5152675 / 000 / 01