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■ 取扱い手順
1. ⑩スタンド台を作業台等に固定して下さい。
スタンド台は衝撃を受けますので、3ヶ所の取付孔でしっかりと固定して下さい。
2. ⑥ショックレスホルダーを①支柱に通して、⑫スライドアームの高さを設定して下さい。
⑦蝶ねじをゆるめ、⑧ショックレス受止めを上下に動かし、作業のしやすい高さの位置で固定して下さい。⑦蝶ねじ
で固定して下さい。
(ご注意)
固定するねじは衝撃でゆるむ事がありますので、定期的に点検を行って下さい。
3. ビットの先端形状が締付けねじの溝に対して適合しているか、確認して下さい。
※作業中のねじ頭の損傷を避けるために確認して下さい。
4. ビットをドライバーに装着して下さい。
⑮ジョイントシャフトカラーをボデイ側に押し込み、ビットを装着します。
※ビットが確実に装着していることを確認して下さい。
5. ③ドライバーコード(5芯)をドライバーと②電源に接続して、電源コードを AC100V コンセントに接続して下さい。
電源側の入/切スイッチを「入」に入れて、スイッチランプが点灯することを確認して下さい。
6. 作業に必要な出力トルクを設定して下さい。
トルク調整ナットを目盛の位置に設定するだけで、表示してあるトルク値が得られ
ます。
⑯トルク調整ナットストッパーを緩め⑭トルク調整ナットを回転させておおよその
目盛の位置(イラスト)にセットします。
※ トルク調整の位置が決まったら、⑯調整ナットストッパーをしっかり締め付けて
固定させて下さい。
(ご注意)
「出力トルクの数値」はおおよそのトルク値を得る目安として、ご利用下さい。
7. 次に1本のねじをテストとして締付けて下さい。
ドライバーの⑨FOR/OFF/REV スイッチを FOR(正転)に入れ、ビット先端部をね
じ頭に軽く押しつけて、ドライバーを起動させて下さい。ねじが締まったところで、
ねじ頭からビット先端を離します。
8. 締付けたねじをハイオストルクメーターを使ってねじの緩み、増締めを測定します。ねじの締付けが弱ければトルク
調整ナットを締め上げ、強ければ少しゆるめます。
このような微調整で、作業に適したトルク調整目盛の位置を見つけて下さい。
9. 固く締まったねじをゆるめるときは、⑨FOR/OFF/REV スイッチを REV(逆転)に入れ、ドライバーを逆回転させて下
さい。固く締まったねじでも数回のインパクトが働き、緩んできます。
(ご注意)
FOR / REV 方向の切換をする時、ドライバーが回転している場合はモーターを一旦停止させて、行って下さい。
ねじ締めのトルクチェック及びドライバーのトルク設定にはハイオス計測器のご利用をお薦めします。
● ねじの緩みトルク、増締めトルクの計測には…HDP シリーズをご利用下さい。
● 電動ドライバーのトルク設定や、トルクドライバー、トルクレンチ等の測定具のチェックには…HP シリーズが
あります。
・ホームページでトルク計測器をご覧いただけます。 ハイオスホームページ:
www.hios.com
目盛は出力トルク値を
表示しています。
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