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(2)クリンプハイトの調整方法
(注意) 圧着作業を行う際は、圧着機本体 CM-105
型
取
扱説明書 記載の運転作業を参照してください。
また、圧着端子位置が正常に取り付いているか、
必ず確認を行ってください。
用意するもの
・ 圧着条件表
・ クリンプハイト測定器具
(ポイントブレ−ドマイクロメーター等)
1) 圧着する電線の、クリンプハイト条件を確認して
ください。
2) この端子の圧着箇所は、芯線部、インシュレーショ
ン部の 2 カ所です。それぞれ次の手順でクリンプ
ハイト条件値にセットしてください。
3) ワイヤーディスク
1
、スペーサーディスク
2
を
A-W に合わせてください。(正面の位置がセット
位置です)
4) インシュレーションクリンプハイト調整ダイヤル
3
を 1 番に合わせてください。
(真上の位置がセッ
ト位置です。)
インシュレーションクリンプハイト調整ダイヤル
3
は手前に引く事により回転します。
(注意) ダイヤル
3
はばね式になっておりますので、手
をはなしますと自動的に戻りますが、確実に入っ
ているかどうか、必ず確認してください。
1
芯線クリンプハイトの調整
・ 圧着を行い芯線クリンプハイトをポイントブ
レードマイクロメーターで測定し、クリンプハ
イト条件値との差を確認してください。
・ ワイヤーディスク
1
、スペーサーディスク
2
位置を下記の数値を参考にして、クリンプハイ
ト条件値内に合わせてください。
・ ワイヤーディスク
1
は、A
/
B
/
C
/
D の順に
1 段階で約 0.12mm クリンプハイトが低くな
ります。
・ スペーサーディスク
2
は、W
/
X
/
Y
/
Z の順
に 1 段階で約 0.03mm クリンプハイトが低く
なります。
2
インシュレーションクリンプハイトの調整
・ 圧着を行いインシュレーションクリンプハイト
を測定し、クリンプハイト条件値との差を確認
してください。
・ インシュレーションクリンプハイト調整ダイヤ
ル
3
の位置を、下記の数値を参考にしてクリン
プハイト条件値内に合わせてください。
・ インシュレーションクリンプハイト調整ダイヤ
ル
3
は、1
/
2
/
3.. 7
/
8 の順番に 1 目盛り毎
に数字白地は約 0.1mm、数字青字は 0.05mm
クリンプハイトが低くなります。
(注意) 全てのディスク、ダイヤル位置調整が完了しまし
たら、再度圧着を行い各々のクリンプハイトが規
定を満足している事を確認してください。その際
は必ずケーブルを圧着してクリンプハイトを確認
してください。
1
2
3
設定する位置
Setting Positions
设定的位置
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