レンジ
CC
モードで作業しているときに、
Setup
キーを押してメニューに入り、
RANGE
が表示されたら、
重なっている
2
つのレンジのどちらかを選ぶことができます。
<LOW RANGE>
または
<HIGH
RANGE>
を選択できます。電流は、この
2
つのレンジのどちらでも編集可能です。
LOW
RANGE
では、電流値を低く設定することで、より高い精度と分解能を得ることができます。設
定した値が<
LOW RANGE
>の最大値を超える場合は、<
HIGH RANGE
>を選択してくだ
さい。リモートコントロールモード(
USB / RS232 / Ether-net
)で動作する電子負荷の場合、
CURR:RANG
コマンドで電流レンジを切り替えることができます。
電流設定値
フロントパネルまたはコマンド
(CURR <n>)
でカレントレベルを設定すると、負荷が
CC
モード
にある場合は、新しい設定カレントレベルが直ちにスルーレートで決まる速度で入力を変化さ
せます。
CC
モードでない場合は、
CC
モードに切り替わるまで、設定されたカレントレベルが
保存され、使用されます。
トリガ電流レベル
この機能はリモート・コントロール・モードでのみ使用できます。負荷が
CC
モードの場合、
CURR:TRIG <NRF+>
コマンドを受信した後、別のトリガー信号を送信しない限り、その後の
トリガーは入力に影響を与えません。
CURR
コマンドは
CURR:TRIG <NRF+>
の値をカバー
し、この機能はマルチチャンネルの入力負荷の変化を同期させるために使用されます。
トランジェント電流レベル
フロントパネルまたはリモート操作で
A/B
トランジェント電流レベルを設定し、トランジェント動
作をオンにすると、負荷は
2
つのレベルを連続的に切り替えることができます。
スルーレートの設定
現在のスルーレートは、モジュールへの入力電流が新しいプログラムされた値に変化する速
度を決定します。電流レベルの立ち上がり/立ち下がりのスルーレートは、フロントパネルま
たはリモート操作で設定できます。
Operations
introduction
定電圧動作モード
(
CV
)
定抵抗動作モード
(
CR
)
定電力運転モード
(
CW
)
4.3.1
定電流モード(
CC
)
このモードでは、電子負荷は入力電圧に関係なく、プログラムされた値に応じた電流を流しま
す。図
4-1
参照。
図
4-1 CC
モード
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