Sequencer
モード
152
SEQ P7: ARP/DT (Arpeggiator/Drum Track)
Sequencer
モードでのアルペジエーターの動作を設定します。ソ
ングごとに設定できます。
Sequencer
モードでは、
Combination
モード同様に、
2
つのアルペジエーターを同時に動作させること
ができます。
キー・スプリットした
2
つの音色に別々のアルペジオ・パターンを
かけたり、ベロシティによって、
2
つの別々のアルペジオ・パター
ンを切り替えるなど、さまざまな効果的な設定が可能です。
Sequencer
モードでは、ソング・トラックやパターンのリアルタ
イム・レコーディングのときにアルペジエーターによって展開
したノート・オン
/
オフなどの演奏データをレコーディングする
ことができます。このときレコーディングしながら、アルペジ
オ・パターンやパラメーターを変えたり、
REALTIME CONTROLS
[SELECT]
スイッチで
ARP
を選択し、ノブを操作してアルペジオ・
パターンを変化させることができます。
アルペジエーターとシーケンサーのテンポは独立して設定
できません。
“MIDI Clock”(Global P1:1–1a)
が
Internal
のとき、内 蔵シーケン
サーのスタートのタイミングで、アルペジエーターを同期させ
ることができます。
•
アルペジエーターをオンにして、
[
]
(START/STOP)
ス
イッチを押すと、アルペジエーターがシーケンサーのタイミ
ングに同期します。
•
[
] (START/STOP)
スイッチを押すと、シーケンサーと共
にアルペジエーターもストップします。アルペジエーターの
みをストップさせるときは、
[ARP]
スイッチをオフにします。
また、アルペジエーターの
“Key Sync”
がオフのとき、
[ARP]
スイッ
チをオンにして、シーケンサーのリアルタイム・レコーディング
前のプリカウント中に鍵盤でアルペジエーターを動作させる
と、レコーディング開始と同時にパターンの先頭からアルペジ
エーターによる演奏がレコーディングされます。
“MIDI Clock”
が
External MIDI
または
External USB
のときは、
MIDI IN
または
USB
端子に接続した外部
MIDI
機器が出力す
る、
MIDI
リアルタイム・クロック・コマンドによって同様に
コントロールできます。
この場合、シーケンサーのスタート
/
ストップは本体シーケ
ンサーの
[
] (START/STOP)
スイッチでも行えます。
7–1: ARP Setup T01–08
7–2: ARP Setup T09–16
7–1(2)a: Location, Meter, Tempo, Tempo
Mode, Song Select, Track Select,
Resolution, RPPR
7–1(2)b: Track Info
p.117 “0–1(2)a: Location, Meter, Tempo, Tempo Mode,
Song Select, Track Select, Resolution, RPPR”
7–1(2)c: Arpeggiator Assign, Arpeggiator
Run A, B
Arpeggiator Assign
[Off, A, B]
トラック
1
〜
8
、
9
〜
16
にアルペジエーター
A
または
B
をアサイン
します。
[ARP]
スイッチがオンのとき、
“Arpeggiator Run A, B”
と、
ここでの設定に従い、設定したトラックのアルペジエーターが
動作します。
Off:
アルペジエーターは動作しません。
A:
アルペジエーター
A
が動作します。
Arpeggiator A
ページでア
ルペジオ・パターンを選び、パラメーターを設定します。
B:
アルペジエーター
B
が動作します。
Arpeggiator B
ページでア
ルペジオ・パターンを選び、パラメーターを設定します。
リアルタイム・レコーディングするトラックに
A
または
B
のアル
ペジエーターを設定します。複数のトラックにアルペジエー
ターを設定した場合、設定したすべてのトラックがアルペジ
エーターによって発音します。
A
、
B
を
MIDI
チャンネルの違う
2
つのトラックに設定して、一方は
鍵盤からコントロールし、もう一方は
MIDI IN
に接続した外部
MIDI
機器によりコントロールすることもできます。マルチト
ラック・レコーディング
(Multi REC)
により
2
つのアルペジエー
ターで展開したノート・データを同時にレコーディングするこ
ともできます。
例
1
)トラック
1
、
2
の
“MIDI Channel”
(
Seq 3–1(2)c
)を
01
に、
“Status”
(
Seq 3–1(2)c
)を
INT
に設定します。トラック
1
にアルペジエー
ター
A
を、トラック
2
にアルペジエーター
B
をアサイン
し、
“Arpeggiator Run A, B”
をチェックします。
“Track Select”
で
Track01
を選びます。
[ARP]
スイッチがオフのとき、鍵盤を弾くとトラック
1
、
2
が
同時に発音します。
[ARP]
スイッチをオンにして鍵盤を弾くと、トラック
1
には
アルペジエーター
A
が、トラック
2
にはアルペジエーター
B
が
それぞれ別々に動作し、発音します。
7-1a
7-1b
7-1c
7-1
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