Global
モード
208
Global P0: Basic Setup
0–1: Basic
マスター・チューニング、エフェクト全体のオン/オフ、アルペ
ジエーターとドラム・トラックのオン/オフ等の設定をします。
0–1a: Basic
Master Tune
[–50cent (427.47Hz)...+50cent (452.89Hz)]
全 体 の 基 本 と な る チ ュ ー ニ ン グ(調 律)を、セ ン ト 単 位(半 音
=100
セント)、
±50
セントの範囲で設定します。
0
のとき
440Hz
(
A4
の周波数)です。
ここでの
A4
はスケールが
Equal Temperament
の場合です。
他のスケールを選択したときは、
A4=440Hz
にならないこと
があります。
Key Transpose
[–12...+00...+12]
音程を半音単位、
±1
オクターブの範囲で設定します。
ここの設定は、
“Convert Position”
(
Global 1–1a
)で設定した位置
(
PreMIDI
または
PostMIDI
)で適用されます。
KROME
が送信する
MIDI
ノート・ナンバー
N o t e :
K R O M E
から送信す る
M I D I
ノート・ナンバー の範囲
は、
“Convert Position”
が
PreMIDI
のときは
“Key Transpose”
の設
定によって異なります。
“Master Tune”
は、
MIDI
ユニバーサル・エクスクルーシブ・
メッセージのマスター・ファインチューニング・メッセージ
(
F0, 7F, nn, 04, 03, vv, mm, F7: nn=MIDI
チャンネル
, vv/
mm=
設定値)の受信によってコントロールできます。
“Key Transpose”
は、
MIDI
ユニバーサル・エクスクルーシブ・
メッセージのマスター・コースチューニング・メッセージ
(
F0, 7F, nn, 04, 04, vv, mm, F7: nn=MIDI
チャンネル
, vv/
mm=
設定値)の受信によってコントロールできます。
これらは、
“MIDI Channel”
(
Global 1–1a
)で設定するグロー
バル
MIDI
チャンネルでコントロールします。
また、
Program
、
Combination
、
Sequencer
の各モードでは、
プログラム、ティンバー(
Combination
モード)、トラック
(
Sequencer
モード)ごとのチューニングとトランスポーズ
を
MIDI RPN
メッセージの受信でコントロールできます。
チューニングは、
MIDI RPN
ファイン・チューン・メッセージ
で
“Master Tune”
の値を基準として相対的にコントロールで
きます。
トランスポーズは、
MIDI RPN
コースチューン・メッセージで
“Key Transpose”
の値を基準として相対的にコントロールで
きます。これらは、
Program
モードでは
“MIDI Channel”
(
Global 1–1a
)で設定するグローバル
MIDI
チャンネル、その
他のモードではティンバー、トラックごとの
MIDI
チャンネ
ルでコントロールします。
(
“Transpose”
、
“Detune” Combi
3–5(6)c
、
Seq 3–5(6)c
)
Velocity Curve
[1…9]
ベロシティの強弱による音量や音色が変化する度合いを設定し
ます。
“Convert Position”
(
Global 1–1a
)の設定に よって選択で きる
カーブが変化します。
PreMIDI
は鍵盤の直後でカーブを使用し、
PostMIDI
は音源の直前でカーブを使用します。
PreMIDI
は鍵盤演奏の強弱の効果が、送信側のカーブ
1
〜
9
(下図
左)のように変化し、受信側はカーブ
4
(下図右)リニアに固定さ
れます。
PostMIDI
は鍵盤演奏の強弱の効果が、送信側のカーブ
4
(下図左)
に固定され、受信側のカーブ
1
〜
9
(下図右)のように変化します。
本体を
MIDI
音源をして使用するときに、音の明暗を全体的に調
整したい場合は、
“Convert Position”
(
Global 1–1a
)を
PostMIDI
に
設定して、適切なベロシティ・カーブを選んでください。
1, 2, 3:
強く弾いたときに効果が得られるカーブです。
4 (Normal):
標準的なカーブです。
5, 6:
あまり強く弾かなくても効果が得られるカーブです。
7:
弱打鍵時に一定の効果が得られるカーブです。
8:
より一定の効果が得られるカーブです。
9:
標準カーブ
4
に比べて、弱く弾いたときのレスポンスをよりソ
フトにしたカーブです。アコースティック・ピアノなどの音色
で、ダイナミクスの広いベロシティ・コントロールが可能です。
特に
KROME-88
でお薦めのセッティングです。
カーブにはそれぞれの特徴があるので、自分の演奏スタイルに
合わせて得たい効果などを考え、カーブを使い分けてください。
Keys\Transpose
–12
0
+12
61 keys
24…84
(C1…C6)
36…96
(C2…C7)
48…108
(C3…C8)
73 keys
12…84
(C0…C6)
24…96
(C1…C7)
36…108
(C2…C8)
88 keys
9…96
(A–1…C7)
21…108
(A0…C8)
33…120
(A1…C9)
0–1a
0–1b
0–1c
0–1
Menu
PostMIDI
のとき
1
MAX
127
Velocity
効果
Velocity (MIDI In
→
TG)
1
8
6
5
4
3
2
7
PreMIDI
のとき
Soft
127
Strong
1
Velocity (KBD
→
MIDI Out)
1
2
3
8
6
5
4
7
受信側
Table
Curve 4
Curve 1–9
送信側
Table
Curve 1–9
PreMIDI
Global Convert Position
KBD
MIDI
Curve 4
TG
PostMIDI
9
9
Summary of Contents for Krome
Page 1: ...i 2 J パラメーター ガイ ド ...
Page 120: ...Combinationモード 112 ...
Page 214: ...Sequencerモード 206 ...
Page 280: ...Effect Guide 272 ...