マスター・エフェクト(
MFX1, 2
)
ミキサー(
Mixer
)
267
ティンバー(
Combination
)
/
トラック(
Sequencer
)に、それぞれ
ドラムス・プログラムを選んでいるときは、
“Bus (IFX/Output)
Select”
で
DKit
が有効になります。
設定すると
“Bus (IFX/Output) Select”
(
Global 5–5b
)のキーごと
の設定が有効になり、各ドラム・インストゥルメントごとのバス
へ出力します。このときセンド・レベルはドラムキットのキーご
との
Send1
、
2
の設定とここでの
Send1
、
2
を掛けたレベルとなり
ます。
ドラムキットの
“Bus (IFX/Output) Select”
で
L/R
、
Off
を選択して
いるときは、その他の場合(
“Oscillator Mode” Single
、
Double
)と
同様に
Program P8: Routing/IFX–Routing
ペ ージ
OSC1 “Send1
(to MFX1)”
、
“Send2 (to MFX2)”
(
Prog 8–1d
)で設定したセンド・
レベルに、ここでの
Send1
、
2
を掛けたレベルになります。
IFX1
〜
5
に設定しているときは、設定しているインサート・エ
フェクト通過後の
“Send1”
、
“Send2”
で直接設定します。
Media
モードでは、エフェクトは直前に入っていたモードの
設定になります。
ミキサー(
Mixer
)
センド・レベルを設定することによって、マスター・エフェクト
への入力レベルが決定します。各モードの
P9: MFX/TFX/LFO–
Routing
ページでは、出力レベル、マスター・エフェクト間のチェ
イン(シリーズ接続)を設定します。
1. Return1,
2
(リターン
1
、
2
)
マスター・エフェクト
MFX1
、
MFX2
からの出力を
L/R
バスに戻す
量を設定します。
MFX1
、
2
で設定したエフェクトの
“Wet/Dry”
の左側の値(
25:75
の
とき
25%
、
Wet
のとき
100%
、
Dry
のとき
0%
)がマスター・エフェ
クトの出力レベルです。
“Wet/Dry”
と
“Return1”
、
“Return2”
の値を
掛けたレベルが
L/R
バスへ送られます。そして
P8: Routing/IFX–
Routing
ページ
“Bus (IFX/Output) Select” L/R
、また は
Insert FX
Setup
ページ
“Bus” L/R
の出力音とミックスされます。
例えば、
MFX1
の
“Wet/Dry”
が
50:50
(
50%
)、
“Return1”
が
64
(
50%
)
の場合、エフェク ト・レベ ルは
25%
となります。
“Wet/Dry”
が
Wet
、
“Return1”
が
127
で
100%
となり、エフェクト最大レベルとな
ります。
2. Chain
チェック・ボックス
チェックすると、
MFX1
、
MFX2
間がルーティングします。
前図の 例では
MFX1:029: Stereo Chorus
の出力が
MFX2:084:
Reverb Hall
の入力に加算されます。
3. Chain Direction
“Chain”
チェック・ボックスをチェックすると
MFX1
、
2
間をルー
ティングしますが、ここではその方向を設定します。ディスプレ
イ上でも接続の方向が確認できます。
4. Chain Level
MFX1
、
2
をチェインしているときの一方の
MFX
からもう一方の
MFX
への信号レベルを設定します。
2
3
4
1
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