PROG P6: AMS/Common KeyTrack (AMS Mixer/Common Keyboard Track) 6–1: OSC1 AMS Mix1
49
Amt AxB
AMS
ミキサー、
Type = Amt AxB
この
AMS
ミキサーは
AMS B
で
AMS A
の量を変化させます。例え
ば、フィルター
EG
で
LFO1
の量をコントロールしたり、ジョイス
ティックでピッチ
EG
の量をコントロールできます。
AMS
ミキサーのタイプが
Amt A
x
B
の例
AMS A
[List of AMS Sources]
1
つめの
AMS
ソースを選びます。これを次に
AMS B
で調節できま
AMS A Amount
[–99...+99]
AMS B
によるモジュレーションがかかる前の、
AMS A
の初期量
を設定します。
AMS B
からの入力が、この初期値に加算されま
す。
ここが
0
でも、
AMS B
を使って
+99
〜
–99
の範囲で
AMS A
の最終
的な量を設定できます。
AMS B
[List of AMS Sources]
AMS A
の量を調節する、
2
つめの
AMS
ソースを選びます。
AMS B Amount
[–99...+99]
AMS A
を変化させる
AMS B
のモジュレーション効果の深さと方
向を設定します。
例えば、
“AMS A”
を
LFO1
に、
“AMS B”
をフィルター
EG
にすると、+
の値のとき、
EG
によって
LFO1
の量が大きくなります。
Tips
:
SW1/2
で
AMS
ソースをオン/オフするには
Amt AxB
を
AMS
ソースのゲート・コントロールとして使用でき
ます。
1.
“AMS A”
に任意のソースを設定し、
“AMS A Amount”
を
0
にし
ます。
2.
“AMS B”
に
SW1
または
SW2
を設定し、
“AMS B Amount”
を
+99
にします。
これで
SW1
または
SW2
を使って、
AMS A
のオン/オフができ
ます。
Offset
AMS
ミキサー、
Type = Offset
AMS A
に対して、信号のオフセットを加えます。合わせて、信号
の倍率を設定することができます。
例えば、以下の手順で、プラスとマイナスで振れる
LFO
を、プラス
のみで振れる
LFO
にすることができます。
1.
AMS A
の入力として
LFO
を選びます。
2.
“AMS A Amount”
を
50
に設定します。
これで
LFO
全体のレベルが半減するので、変化の範囲が
–99
〜
+99
ではなく、
–50
〜
+50
になります。
3.
AMS A
の
“Offset”
を
50
に設定します。
LFO
のレベルに
50
が加算され、範囲は以下のように
0
〜
+99
に
なります。
AMS
ミキサーのタイプが
Offset
の例
AMS A
[List of AMS Sources]
オフセットする
AMS
ソースを選びます。
AMS A Amount
[–199...+199]
AMS A
の基本レベルを設定します。
ここが
+199
のとき、信号レベルがオリジナルの
2
倍になりま
す。
–199
のときは信号レベルがオリジナルの
2
倍になり、位相が
逆になります。この値は出力時にのみクリップされます。内部で
は、通常の
–99
〜
+99
の範囲よりも大きくなることもあります。
AMS A Offset
[–199...+199]
AMS A
のオフセット量を設定します。
ここが
+199
のとき、
–99
の
AMS
入力が
+99
に変化します。同時に
“AMS A Amount”
の値が大きいときは、前述の「
AMS
ミキサーの
タイプが
Offset
の例」の最後の図のように、クリップさせること
ができます。
AMS A
AMS B
Amt B
Output
Amt A
AMS A: LFO
AMS B: EG
Amt AxB Output
AMS A
Amt A
Output
Offset A
AMS A: LFO
+99
0
–99
Offset = +50, Amount = 50
+99
0
–99
Offset = –99, Amount = +199
出力時
クリップ
+99
0
–99
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