NI PXI-5660
スタートアップガイド
16
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ハードウェアをプログラム的に構成する
NI 5660 RF
ベクトル信号アナライザハードウェアをデータ集録用にプログラム的に構成す
に示すように、
2
つの方式が使用できます。
メモ
スペクトル計測ツールキットは、プログラミング方式にかかわらず、集録された
データを測定するために使用します。
LabVIEW
で
RF
ベクトル信号アナライザをプログラミングする
LabVIEW
でのデータ集録用に
RF
ベクトル信号アナライザハードウェアをプログラム的に
構成するには、
ni5660 VI
を使用します。これらの
VI
は
NI 5600 RF
ダウンコンバータモ
ジュールおよび
NI 5620 IF
デジタイザモジュールの両方を、周波数領域および
I/Q
データ
集録用に単一の計測器として制御します。
ni5660 VI
は
LabVIEW
関数パレットの
計測器
I/O
→計測器ドライバ→
ni5660
にあります。
ni5660 LabVIEW VI
のプログラミングフロー
ni5660 VI
は、周波数領域集録プログラミングフローおよび
I/Q
集録プログラミングフロー
の
2
つのプログラミングフローを使用します。
ni5660 VI
を使用して構築したすべてのアプ
リケーションは、
「
ni5660 Initialize
」
VI
と「
ni5660 Close
」
VI
を呼び出す必要があります。
周波数領域測定プログラミングフロー
ni5660 VI
に示すようなプログ
ラミングフローを使用します。周波数スペクトルを集録するには「
ni5660 Configure for
Spectrum
」
VI
および「
ni5660 Read Averaged Power Spectrum
」
VI
を使用します。
図
6
周波数スペクトルを集録する
表
1
RF
ベクトル信号アナライザのプログラム的構成方式
プログラミング方式
利点
対応
ADE
ni5660 VI
上位レベルのアプリケーションプログラミングイ
ンタフェース(
API
)による使用の簡易化、両方
の
RF
ベクトル信号アナライザハードウェアモ
ジュールを単一の計測器として制御
一般的な周波数領域および
I/Q
の測定アプリケー
ションに対応
『
NI RF
信号アナライ
ザ
Readme
』を参
照
スペクトル計測ツー
ルキット、
NI-SCOPE
および
NI-TUNER
ドライバ
下位レベルのアプリケーションプログラミングイ
ンタフェース(
API
)による独自のアプリケー
ションに対する最大限の柔軟性
RF
ダウンコンバータモジュールおよび
IF
デジタ
イザモジュールの計測器ドライバが提供する機能
を最大限に活用可能
『
NI RF
信号アナライ
ザ
Readme
』を参
照
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