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856-124600-145-03
安全上のご注意
一般的な注意事項
人命に関わる業務や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない
本製品は医療機器・原子力設備や機器、航空宇宙機器・輸送設備や機器など、人命に関わる設備および高度な信頼性を必要
とする設備などには使用しないでください。これらの設備に本製品を使用した結果、人身事故、財産損害などが生じても当
社はいかなる責任も負いかねます。
煙や異臭、異音がしたまま使用しない
万一、煙、異臭、異音などが生じた場合は、直ちに本体装置の電源を OFF にした後、本体装置の電源プラグをACコンセ
ントから取り外してください。その後、お買い求めの販売店または保守サービス会社にご連絡ください。そのまま使用する
と火災の原因となります。
針金や金属片を差し込まない
本製品に金属片や針金などの異物を差し込まないでください。感電の危険があります。
本製品に水や異物を入れない
本製品に水などの液体、ピンやクリップなどの異物を入れないでください。火災や感電、故障の原因となります。もし入っ
てしまったときは、すぐ本体装置の電源を OFF にして、電源プラグをACコンセントから抜いてください。分解しないで、
お買い求めの販売店または保守サービス会社にご連絡ください。
設置・移動・保管・接続に関する注意事項
指定以外のケーブルを使用しない
ネットワークケーブルは、適合するものを使用し、接続する装置やコネクタを確認した上で接続してください。指定以外
のケーブルを使用したり、接続先を誤ったりすると、ショートにより火災を起こすことがあります。また、ネットワーク
ケーブルの取り扱いや接続について、次の注意をお守りください。
破損したケーブルコネクタを使用しない
ケーブルを踏まない
ケーブルの上にものを載せない
ケーブルの接続がゆるんだまま使用しない
破損したケーブルを使用しない
適合するケーブルについては「
ケーブルについて
」を参照してください。
腐食性ガスの存在する環境で使用または保管しない
腐食性ガス(二酸化硫黄、硫化水素、二酸化窒素、塩素、アンモニア、オゾンなど)の存在する環境に設置し、使用しな
いでください。
また、ほこりや空気中に腐食を促進する成分(塩化ナトリウムや硫黄など)や導電性の金属などが含まれている環境へも設
置しないでください。製品内部のプリント基板が腐食し、故障および発煙・発火の原因となるおそれがあります。
取扱および取り付け時の注意事項
分解・修理・改造はしない
本製品を分解したり、修理・改造を行ったりしないでください。感電や火災の危険があります。
本体装置の電源コードを抜く
本体装置への取り付け・取り外しをするときには、必ず電源プラグをACコンセントから外してください。感電するお
それがあります。
廃棄・譲渡に関する注意事項
本製品を廃棄する場合は各自治体の条例に従ってください。詳しくは、各自治体にお問い合わせください
本製品を他人に譲渡する場合は、本書および添付品すべてを必ず一緒に渡してください。
取り扱い上の注意
人体から静電気を放電してから取り扱う
静電気による部品の破壊を防ぐため、本製品に触れる前には、必ず人体から静電気を放電してください。
ボード上で塗装されていない金属部分には触れない
本製品の LAN ポートや、各部品の端子部、およびボード上で塗装されていない金属部分には、決して触れないでください。
汚れや腐蝕等により、接触不良が発生するおそれがあります。また、濡れた手や汚れた手で触れないでください。
本製品を無理に挿入しない
本製品を本体装置に搭載する際は、無理に挿入しないでください。その際、本製品および本体装置を破損するおそれがあり
ます。
ブラケットの先端部を本体装置のボード部等に触れない
本製品を拡張スロットに挿入する際、ブラケットの先端が本体装置の他の部位(他の部品、ボードなど)に触れないように
ご注意ください。破損するおそれがあります。
ケーブルは確実に接続する
ケーブル接続時は、カチッという音がするまでケーブルコネクタを挿入してください。
静電気対策について
製品の取り付け/取り外しについて
準備確認事項
(1)
危険防止及び故障防止のため作業を行なう際には、本体装置の電源スイッチを OFF にし、電源プラグをコンセントから抜いてくだ
さい。但し、ホットスワップ(活線挿抜)対象製品の取り付け/取り外し時の電源スイッチの OFF および電源プラグのコンセント
からの取り外しは除きます。
(2)
本製品は静電気に弱い電子部品で構成されています。製品の取り付け/取り外しの際は、静電気による製品の故障を防止するため静
電気対策用リストストラップなどの装着により静電気を除去してください。また、リストストラップを使用する場合は、接地された
箇所に接続して使用してください。
(3)
ケーブルの取り扱い
LANケーブル等のケーブルを接続する場合も床面との摩擦によって静電気が帯電することがあります。帯電した状態で入出機器に
接続すると機器を破壊することがありますので接続する前には除電キット等を使用して除電することを推奨します。
注) 静電気除電キットについて
下記の静電気除電キットについては、お買い求めの販売店または保守サービス会社にご相談ください。
品名:LANケーブル除電治具
型名:SG001 (東京下田工業(株)製)