◆Agentless Management Service (AMS) 1.40.0.0を使用される場合は、一度以下の手順を実施することで
ハンドル数は増加しなくなります。
(1) 以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行してAMSを停止します。
>net stop ams
(2) "C:\Program Files\OEM\AMS\Service"ディレクトリをエクスプローラで開きます。
(3) "storelib.dll"のファイル名を"storelib.dll.bak"に変更します。
(4) 以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行してAMSを開始します。
>net start ams
(※1) AMS停止時に以下のメッセージが表示されることがありますが問題ありません。
Agentless Management Service サービスを停止中です..
システム エラーが発生しました。
システム エラー 1067が発生しました。
プロセスを途中で強制終了しました。
Agentless Management Service サービスは正常に停止されました。
(※2) AMS起動時に以下のメッセージが表示されることがありますが問題ありません。
要求したサービスは既に開始されています。
◆Agentless Management Service (AMS)のバージョンの確認方法には以下の2つの方法があります。
・対象装置のOS上で確認する方法
(1) Windows PowerShellを起動して以下のコマンドを実行します。
> Get-WmiObject Win32_Product | Select-Object Name,Version | Select-String "Agentless Management
Service"
(2) コマンド実行結果からバージョンを確認します。
・iLO Web インターフェースを利用して、リモートから確認する方法
(1) リモート環境において、WebブラウザーからiLO Web インターフェースにログインします。
(2) 左メニューの「ファームウェア & OSソフトウェア」を選択し、「ソフトウェア」を選択します。
(3) 画面の「Product Related Software」の「ams.exe」のバージョンを確認します。
● ESMPRO/ServerManager (Windows版)およびエクスプレス通報サービス(MG)に関する注意事項
本製品の iLO ファームウェアバージョンと、ESMPRO/ServerManager (Windows 版)およびエクスプレス通報
サービス(MG)のバージョンの組み合わせによっては ESMPRO/ServerManager (Windows 版)および iLO 管理機能向け
の受信情報設定ファイルのアップデートが必要になる場合があります。
以下をご参照のうえ、アップデートが必要な場合は、最新バージョンにアップデートしてください。
各バージョンの確認方法については、本注意事項の末尾に記載します。
◆ESMPRO/ServerManager (Windows 版) に関する発生現象
iLO
ファームウェア
ESMPRO/
ServerManager
(Windows 版)
発生現象
Version
2.10 以上
Version
6.25 未満
・
構成タブ - サーバー状態
"SNMP 通報設定" が "取得に失敗しました" と表示される
・
リモート制御タブ - iLO 情報 - IML の表示、IML の保存 IML
情報の取得に失敗し、表示および保存ができない
・
アラートビューア
ファームウェアアップデートにともない追加されたハード
ウェアの障害がアラートビューアに "不明タイプ" のアラート
として表示される
Version
6.47 未満
・
アラートビューア
ファームウェアアップデートにともない追加されたハード
ウェアの障害がアラートビューアに表示されない、もしくは
"不明タイプ" のアラートとして表示される
(次ページへ続く)