3. 取り扱い上の注意
重要:
DVD-Rを代表とする光ディスクは簡易バックアップメディアであり、重要なデータのバックアップにはより信頼性の高いテープ
装置等をお勧めします。
記録データの補償について
本製品を使用して光ディスクに記録されたデータの補償、および光ディスクの損失につきましては、弊社はいかなる責任も負いかね
ますので、ご了承ください。
ディスクへの書き込みについて
①データ書き込み後、データコンペアを実施ください。
②データを書き込む際はオペレータがその都度操作するようにしてください。(無人でのデータ書き込みはしないでください)
光ディスクドライブの取り扱いについて
①トレーを引き出したまま放置しないでください。
②ディスクを装着したまま放置しないでください。
③定期的にトレーをクリーニングしてください。ただし、クリーニングの際にレンズに触れないよう注意してください。
④1ヶ月に1回、EXPRESSBUILDER等のディスクの読み込みが正常に行えるかどうかを確認してください。
本体装置の設置環境について
次に示すような場所には置かないでください。
①ほこりの多い場所
②給湯器のそばなど湿気の多い場所
③直射日光が当たる場所
④不安定な場所
書き込みエラーについて
本製品を使用してディスクにデータを書き込まれる場合に光ディスクドライブの特性上、使用する環境やディスクの特性などにより書き込みエラ
ーが発生する場合があります。
クリーニング後も書き込みエラーが発生するディスクは、交換してください。
ディスクに書き込みをする前に
●本製品を使用して、著作者の許可なしに、音楽CDおよびアプリケーションを複製することは個人的に利用するなどの場合を除き、法律により
禁じられています。
●DVD-R、DVD+R、CD-Rは書き込みエラーを起こすとディスクの一部または全体が扱えなくなることがあります。
書き込みエラーによるディスクの損失を防ぐため、以下について注意してください。
- アプリケーションソフトなどメモリを大量に消費するおそれのあるプログラムを終了する。
- スクリーンセーバを停止する。
- ウィルスチェッカーやシステムエージェンシなどディスクチェックを行うプログラムを終了する。
- スケジューラや時計など書き込み中に起動するおそれのあるものは、起動しないようにする。
- パワーマネージメント設定における省電力設定を解除する。
- 書き込み中にアプリケーションを起動しない。
ディスクの取り扱い
本製品にセットするディスクは次の点に注意して取り扱ってください。
・本製品は、CD/DVD規格に準拠しない「コピーガード付きCD/DVD」などのディスクにつきましては、CD/DVD再生機器における再生の保
証はいたしかねます。
・ディスクを落とさないでください。
・ディスクの上にものを置いたり、曲げたりしないでください。
・ディスクにラベルなどを貼らないでください。
・信号面(文字などが印刷されていない面)に手を触れないでください。
・文字の書かれている面を上にして、トレーにていねいに置いてください。
・キズをつけたり、鉛筆やボールペンで文字などを直接ディスクに書き込まないでください。
・たばこの煙の当たるところには置かないでください。
・直射日光の当たる場所や暖房器具の近くなど温度の高くなる場所には置かないでください。
・指紋やほこりがついたときは、乾いた柔らかい布で、内側から外側に向けてゆっくり、ていねいにふいてください。
・清掃の際は、各ディスク専用のクリーナをお使いください。レコード用のスプレー、クリーナ、ベンジン、シンナーなどは使
わないでください。
・使用後は、専用の収納ケースに保管してください。
ディスクの書き込み/読み込みエラーに対するトラブルシューティング
ディスクにほこりがついていたりするとデータを正しく書き込めなかったり読み込めないことがあります。
ディスクにアクセスできない場合、次のことを確認してください。
□ディスクの表裏を間違えてセットしていませんか?
→本製品からディスクを取り出し、ディスクのトップレーベルを上にして、セットし直してください。
□ディスクに汚れやキズがありませんか?
→ディスクの表面に指紋などの汚れやキズがないことを確認してください。
汚れがある場合は、ディスクの表面をクリーニングしてください。それでも書き込みまたは読み込みができない場合は、アクセスが
可能だった別のディスクに入れ替えて、再度、書き込みまたは読み込みができるかどうか確認してください。
重要:
ディスクは、中心から外側に向けてふいてください。
クリーナをお使いになるときは、各ディスク専用のクリーナであることをお確かめください。
レコード用のスプレー、クリーナ、ベンジン、シンナーを使用すると、ディスクの内容が読めなくなったり、本製品にそ
のディスクをセットした結果、故障したりするおそれがあります。
□本製品に適合した書き込みソフトを使用して書き込みをしましたか?
→書き込みドライブ、書き込みソフト、およびディスクの組み合わせが正しくない場合は、本製品で読み込めないまたは書き込め
ないことがあります。
書き込み時間または読み込み時間の変動について
本製品は、セットしたディスクの状態を検出し、最適な書き込み速度または読み込み速度に調整する機能を有しているためディスク
の状態により書き込みまたは読み込みが完了するまでの時間が異なる場合があります。
近くでスマートフォンや携帯電話、PHS を使わない
本製品のそばではスマートフォンや携帯電話、PHSの電源をOFFにしておいてください。
電波による誤動作の原因となります。
静電気対策について
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製品の取り付け/取り外しについて
1.準備確認事項
(
1) 危険防止及び故障防止のため作業を行なう際には、本体装置の電源スイッチをOFFにし、電源プラグをコン
セントから抜いてください。但し、ホットスワップ(活線挿抜)対象製品の取り付け/取り外し時の電源スイッ
チのOFFおよび電源プラグのコンセントからの取り外しは除きます。
(2) 本製品は静電気に弱い電子部品で構成されています。製品の取り付け/取り外しの際は、静電気による製品
の故障を防止するため静電気対策用リストストラップなどの装着により静電気を除去してください。また、リス
トストラップを使用する場合は、接地された箇所に接続して使用してください。
(3)ケーブルの取り扱い
LANケーブル等のケーブルを接続する場合も床面との摩擦によって静電気が帯電することがあります。帯電し
た状態で入出機器に接続すると機器を破壊することがありますので接続する前には除電キット等を使用して除電
することを推奨します。
注) 静電気除電キットについて
下記の静電気除電キットについては、お買い求めの販売店または保守サービス会社にご相談ください。
品名:LANケーブル除電治具
型名:SG001 (東京下田工業(株)製)