ZFX-SC50S
形
スマートセンサ
形 ZFX-C□□用
センサヘッド
■各部の名称と機能
■フェライトコアの装着
■固定用治具の取付
(1)照明部
LED照明部です。
(2)受光部
画像を取込みます。
(3)
コネクタ
アンプユニットに接続します。
(4)センサヘッド固定用治具
センサヘッドを取付けるための治具です。
4方向のどの側面にでも取付けることができます。
(5)
ピント調整ボリューム
画像のピントを調整をするときに使用します。
(6)通気膜
前面パネルの曇りを防止します。
■外形寸法図
■定格/性能
■設置距離
■設置手順
センサヘッドの側面に、固定用治具 ( 付属品 )
を装着してください。
固定用治具は 4 方向どの側面にも取付けるこ
とができます。
■固定用治具の取外し
固定用治具と本体ケースの隙間(2 カ所のどち
らか)に、マイナスドライバーを差し込んで外してく
ださい。
センサヘッドの本体側およびコネクタ側にフェライトコア(付属品)
を装着してください。
(1) 固定用治具の片側のツメ2 つをヘッド本体
の 2 つの溝に合わせます。
(2)
もう1 方のツメを押し込みます。
カチッ と音がするまで押し込んでください。
(3) 固定用治具がセンサヘッドに固定されている
ことを確認します。
固定用治具
ツメ
(1)光学図表から読取った設置距離にセンサヘッドを設置します。
(2)
ピント調整ボリュームを左右に回してピントを合わせます。
ピント調整ボリューム
ピント調整ボリュームは多回転ボリュームになってい
ますが、上下限位置で回転が止まります。故障の原
因となりますので、上下限位置以上は無理にボリュ
ームを回さないでください。
(最初に、左右に軽く回し
てから上下限位置にないかを確認してください)
安全上の要点
使用上の注意
・引火性、爆発性ガスの環境では使用しないでください。
・操作や保守の安全を確保するため、高電圧機器や動力機器から離して設置してくださ
い。
・取付けにおいて、ねじの締め付けは確実に行ってください。
1. 設置環境について
・本製品を分解したり、修理、改造したりしないでください。
・廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。
・異臭がする、本体が非常に熱くなる、煙が出るなどの異常が起こった場合、すぐに使用を
中止し、電源を切った状態で当社支店・営業所までご相談ください。
3. その他
・高圧線、動力線と当製品の配線は別配線としてください。同一配線あるいは同一ダクトにす
ると誘導を受け、誤動作あるいは破損の原因になることがあります。
2. 電源および配線について
製品が動作不能、誤動作、
または性能・機器への悪影響を防ぐため、
以下のことを守ってください。
次のような場所には設置しないでください。
・周囲温度が定格の範囲を越える場所
・温度変化が急激な場所(結露する場所)
・相対湿度が 35 〜 85%RH の範囲を超える場所
・腐食性ガス、可燃性ガスがある場所
・塵埃、塩分、鉄粉がある場所
・振動や衝撃が直接加わる場所
・強い外乱光(レーザ光、アーク溶接光、紫外光など)があたる場所
・直射日光があたる場所や暖房器具のそば
・水・油・化学薬品の飛沫がある場所
・強磁界、強電界がある場所
1.設置場所について
光軸中心はセンサヘッドごとにばらつくことがありますので、取付けるときは必ずアン
プユニットの液晶モニタで画像の中心と検出範囲を確認してください。
3.光軸、検出範囲について
・通気膜をはがしたり、先の尖ったものでつついたりしないでください。
保護構造を満足できなくなるおそれがあります。
・通気膜はふさがないでください。センサヘッド前面のパネルが曇るおそれがあります。
4.通気膜について
以下に示すような項目は安全を確保する上で必要なことですので必ず守ってください。
・センサヘッドやアンプユニットの清掃には、シンナー、アルコール、ベンジン、アセトン、
灯油類は使用しないでください。
・センサヘッド前面のパネルに、大きなゴミやホコリが付いた場合は、ブロアブラシ ( カ
メラレンズ用 ) で吹き飛ばしてください。呼気で吹き飛ばすことは避けてください。
・小さなゴミやほこりは、柔らかい布で丁寧にふきとってください。強くふくことは避け
てください。キズがつくと、誤検出の原因になります。
6.保守点検について
ワーク
検出範囲H
設置距離L
(2)受光部
(3)
コネクタ
(4)センサヘッド固定用治具
(1)照明部
・センサヘッドの着脱は、必ず電源を切った状態で行ってください。電源 ON のまま
行うと故障の原因になります。
・センサヘッドとアンプユニットは、取扱説明書で指定した組合せで使用してください。
2.電源および接続、配線について
固定用治具
フェライトコア
ピント調整ボリュームは 5N・m 以下で回してください。
破損する恐れがあります。
5.ピント調整ボリュームについて
© OMRON Corporation
2008-2009
All Rights Reserved.
取扱説明書
このたびは、本製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとう
ございます。ご使用に際しては、次の内容をお守りください。
・電気の知識を有する専門家が扱ってください。
・この取扱説明書をよくお読みになり、十分にご理解のうえ、正しく
ご使用ください。
・この取扱説明書はいつでも参照できるように大切に保管ください。
( 単位 : mm )
20
20±0.1
2-φ4.5
2-M4深さ6
取りつけ穴加工寸法
1/4-20UNC深さ6
33.6
32
4.5
4.5
32
4.5
4.5
23.3
30
(6.36)
30
(6.36)
4
(5)
ピント調整ボリューム
(6)通気膜
耐熱塩化ビニルシールドコード
φ5.8 標準2m
5.6
17.90
0.80
67.9
8
17.9
34
38.14
25.34
5.9
26.2
24.2
コネクタ
ピント調整用ボリューム
注1.
注1.
固定用金具は各側面に取付可能
7.設置に関するご注意
取付けねじは、規定のトルクで締め付けてください。
推奨締付けトルク M4:1.2N・m,1/4 -20UNC:2.6N・m
次のグラフは検出範囲と設置距離の関係を表したものです。センサヘッドの形式ごとに値
は異なりますので、形式を十分ご確認の上、グラフをご覧ください。
(例)
計測対象箇所に必要な検出範囲が
20mmで形ZFX-SC50Sのセンサヘッド
を使用する場合、センサヘッド設置距離
は70mmとなります。
設
置
距
離
L
[m
m
]
検出範囲H [mm]
9.8mm
187mm
31mm
49mm
設置距離
(L)
検出範囲
(H)
項 目
設置距離(L)
検出範囲(H×V)
検出範囲と
設置距離の関係
ワーク照明点灯方式
ワーク照明用光源
撮像素子
シャッタ機能
電源電圧
消費電流
耐電圧
振動(耐久)
衝撃(耐久)
周囲温度
周囲湿度
周囲雰囲気
接続方式
保護構造
材質
質量
付属品
形ZFX-SC50S (標準タイプ)
31mm〜187mm(可変)
9.8×9.8mm〜49 mm×49mm(可変)
パルス点灯
白色発光ダイオード×8個
全画素読出し方式インターライン転送型 1/3インチCCD(カラー)
電子シャッタ シャッタ時間:1/170〜1/20000s
DC15V(アンプユニットより供給)
約200mA
AC1000V 50Hz /60Hz 1分間
10〜150Hz 片振幅0.35mm X /Y /Z 方向各8分10回
150m /s
2
6方向(上下、左右、前後)各3回
動作時:0〜+40℃ 保存時:−20〜+65℃(ただし氷結、結露しないこと)
動作時・保存時:各35〜85%RH (ただし、結露しないこと)
腐食性ガスのないこと
コード引き出しタイプ(標準コード2m)
IEC60529 規格IP65
ケース: ABS 固定用治具: PBT
約200g(固定用治具、コード含む)
固定用治具(形ZFV-XMF)1個、
フェライトコア2個、取扱説明書(本紙)
検出範囲
V
H
*1 法規と規格
本製品は、以下の規格に準拠しています。
EN規格(ヨーロッパ規格) EN61326-1
Electromagnetic environment : Industrial electromagnetic environment
(EN/IEC 61326-1 Table 2)
また本製品は、イミュニティ試験において、以下の条件を適用しています。
:モニタ表示において、文字が判読可能な映像の乱れは合格とする。
10
300
100
30
60
*
4
0
0
0
5
5
8
-
1
D
*
ご承諾事項
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
当社商品は、一般工業製品向けの汎用品として設計製造されています。従いまして、次に
掲げる用途での使用を意図しておらず、お客様が当社商品をこれらの用途に使用される際
には、当社は当社商品に対して一切保証をいたしません。ただし、次に掲げる用途であって
も当社の意図した特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合は除きます。
(a) 高い安全性が必要とされる用途(例:原子力制御設備、燃焼設備、航空・宇宙設備、鉄
道設備、昇降設備、娯楽設備、医用機器、安全装置、その他生命・身体に危険が及び
うる用途)
(b) 高い信頼性が必要な用途(例:ガス・水道・電気等の供給システム、24時間連続運転
システム、決済システムほか権利・財産を取扱う用途など)
(c) 厳しい条件または環境での用途(例:屋外に設置する設備、化学的汚染を被る設備、
電磁的妨害を被る設備、振動・衝撃を受ける設備など)
(d) カタログ等に記載のない条件や環境での用途
*(a)から(d)に記載されている他、本カタログ等記載の商品は自動車(二輪車含む。以下同
じ)向けではありません。自動車に搭載する用途には利用しないで下さい。自動車搭載
用商品については当社営業担当者にご相談ください。
*上記は適合用途の条件の一部です。当社のベスト、総合カタログ、データシート等最新版
のカタログ、マニュアルに記載の保証・免責事項の内容をよく読んでご使用ください。
v 2014年7月
A
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クイック
オムロン
0120-919-066
■営業時間:8:00〜21:00 ■営業日:365日
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