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3. 熱可塑性ソケットとアダプタに強化ガラス繊維のキャスティングテープ
をしっかりと巻き付け、義肢の適合テストができるようにしてください
(図 4)
。
4. 鋭い 3 ミリのドリル刃を使用してハウジングダミーからキャストに穴を
開けます。 ドリルを中央線
(図 5)
に合わせるよう注意してください。
5. ハウジングダミー(X1)を取り外して、シール(B)/ ダックビルバル
ブ(C)/ メッシュフィルター(D)に交換してから、排気ハウジング(E)
/E2 コネクタ(F)を挿入します。
(図 6)
。
注:
ハウジング / コネクタを挿入するときは、シール / バルブ / メッシュ
が曲がっていないことを確認してください。曲がっていると、ハウジン
グが適切に真空を保持できない可能性があります。
6. ハウジングの下に大きなシール(G)/O リング(H)を配置します。 プ
レート(I/J/K/L)を使用して、中強度のねじロック剤を 4 穴ねじに塗布し、
10 Nm のトルク値で 2 回締め、組み立てを完了してください
(図 7)
。
注:
ねじ溝がきれいで、抵抗なく、ねじが完全に締まっていることを確
認してください。 キットに付属されたねじのみご使用ください。
7. (L-544611、L-544612、L-544613 の場合)Unity チューブをプレート(J/
K)上のコネクタに固定します。
ラミネート加工されたソケットにおける手順
1. 約 3 ミリの PETG の層または同等の熱可塑性シートをキャストに被せま
す
(図 8)
。 遠位部を粗くします。
注:
遠位部には、汚れ、ほこり、グリースが付着しないようにする必要
があります。そうしないと、接着剤による接着が機能しない場合があり
ます。
2. ハウジングダミー(X1)をソケットアダプタ(A)にねじ込みます
(図 9)
。
指定の 2 成分 PU 接着剤パテを使用して、サーモプラスチック層上の希
望の場所に直接、アダプタアセンブリを接着してください
(図 10)
。 接
着の際、ハウジングダミーとサーモプラスチック層との間の結合部分に
気泡がないように中央の領域を埋めてください。
3. ハウジングダミー(X1)を取り外します。 ラミネーションダミー(X2)
をアダプタに配置します
(図 11)
。
4. ソケットアダプタの溝の補強材を縛り、ソケットとアダプタとの間でも
う一度縛ります。 予想される応力と一致するように、補強積層材を取
り付けます
(図 12)
。
5. PVA バッグをかぶせ、従来の方法で樹脂を染み込ませます
(図 13)
。
6. ラミネーションダミーの周りを絶縁テープで縛り、PVA バッグとダミー
の間の樹脂を押し出します。 これによりきれいなエッジを作り出し、
仕上げ作業を最小限に抑えることができます
(図 13)
。
7. 樹脂が固まったら、鋭い 3 ミリのドリル刃を使用して、ラミネーション
ダミー(X2)からキャストに穴を開けます。 ドリルを中央線
(図 14)
に合わせるよう注意してください。
8. 余分な樹脂、PVA バッグ、ラミネーションダミー(X2)を取り除きます。
ソケットの内側から石膏を取り外してください。
9. シール(B)/ ダックビルバルブ(C)/ メッシュフィルター(D)を
配置してから、排気ハウジング(E)/E2 コネクタ(F)を挿入します
(図 15)
。
注:
ハウジング / コネクタを挿入するときは、シール / バルブ / メッシュ
が曲がっていないことを確認してください。曲がっていると、ハウジン
グが適切に真空を保持できない可能性があります。
10. ハウジングの下に大きなシール(G)/O リング(H)を配置します。 プ
レート(I/J/K/L)を使用して、中強度のねじロック剤を 4 穴ねじに塗布し、
10 Nm のトルク値で 2 回締め、組み立てを完了してください
(図 16)
。
注:
ねじ溝がきれいで、抵抗なく、ねじが完全に締まっていることを確
認してください。 キットに付属されたねじのみご使用ください。