Ottobock | 49
2.2 適応
オットーボック・モビリティシステム MOBISによる適応
2R49, 2R50, 4R69
体重制限: 125 kgまで
注意!
本製品を、真水、海水、酸など、金属が腐食をおこすような環境におかないでください。こ
のような環境での使用に対し、オットーボックは製品保証の責任を負いかねます。
装着者にもご説明ください!
2.3 機能
チューブアダプターは、モジュラー義足の接続部品としてチューブクランプアダプターとともに使用しま
す。
これらのアダプターを併用することにより、内外旋、矢状面、前額面における角度及び長さを調整
することができます。
注意!
下腿義足の安定を最大限にするためには、直径34mmのチューブアダプター(例、
2R57/2R76)と直径34mmのチューブクランプアダプター(例、4R82/4R91)を使用す
ることをお勧めします。この組 合 わせは、特に、活 動レベルが高い、または足が長
いといったことによって義足に強度を必要とする場合に適します。
3 技術情報
2R50
2R49
4R69
重さ
155 g
240 g
75 g
システムの高さ
–
–
33 mm
システムの最短の高さ
97 mm
97 mm
–
システムの最長の高さ
232 mm
432 mm
–
材質
アルミニウム
アルミニウム
アルミニウム
直径
30 mm
30 mm
30 mm
装着者の体重制限
125 kg
125 kg
125 kg
4 取り扱い
4.1 組立て
チューブアダプターは装着者の測定寸法に応じて最適な長さにカットしてください。
注意!
チューブアダプターは常に遠位になるように組み立ててください。
注意!!
チューブを万力で締めつけないで下さい!チューブの変形や損傷の原因になります。
切断面はチューブの縦軸と垂直でなければなりません
(図2)。719R2 チューブカッター
などのご使用をお勧めします。
チューブの内側および外側の切端のバリを丁寧に取り除いてください。
バリを取除くに
は、718R1 パイプリーマーなどのご使用をお勧めします(図3)。
チューブクランプアダプターの押さえネジ(図4、項目2)を2回転させて緩め、チュ
ーブを若干回転させながらチューブクランプアダプターに5mm挿入します。次に、
チューブクランプアダプターを、垂 直に挿 入したチューブとともに作 業 台に置き、
チューブがクランプ内の底縁と接するまで完全にチューブアダプターをチューブク
ランプアダプターに挿入します。
注意!
強度的な問題が発生しますので、切断したチューブアダプターの切れ端を義足の部
品として使用してないでください。