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沿革
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博物館の展示品や個人の収集品の中でペルレの署名が記
されている時計は、その大半がルイ・フレデリックが製作し
たものです。これらの時計芸術作品は、当時の包括的知識
の証人として今日もなお深い感動を喚起します。
受け継がれる伝統の解釈
ペルレの時計はすべて、自動巻きムーブメントを搭載して
います。この原則は
200
年以上前からブランドが守り続け
ているものです。
1995年に、文字盤側ローターの可視化により自動巻きの
動作を堪能できるようにしたダブルローター採用の最初
のムーブメント(ペルレキャリバー
P-181
)の開発によりこ
の機構を前面に押し出したペルレのウォッチコレクション
に、今日新しいベースムーブメント、“オルタナンス
10
”が加
わります。製造、装飾、調整および組立がすべて姉妹会社で
行われるオルタナンス
10
は、当然ながら当社の時計製造
の基準となり、ブランドのタイムピースの大部分に搭載さ
れることになります。またローターには、ブランド独自の、
特別な注意が払われています。
ペルレの歴史を現代的に解釈することは、ペルレにとって、
同時代の偉大なる時計師の一人であったアブラハム・ル
イ・ペルレに対する敬意を表現する方法のひとつです。そ
れゆえに、ペルレの時計を身に付けるひとりひとりが、時の
守護者、そして時計製造の歴史の守護者となるのです。
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