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本機は、電源投入またはリセットと同時に自己診断を行い、その後
の動作中にも定期的に自己診断を実行します。エラーを検出する
と、ただちにステータス表示ランプによって知らせ、
その内容をター
ミナルに出力します。また、本機が ISRシステムに接続されている
場合は、エラーの内容をISRシステムのホストコンピューターに送り
ます。
エラー表示と対策
また、CPU基板上のERROR NO.インジケーターに表示される2 桁
のエラーコードにより、簡易的に故障箇所を知ることができます。
ここでは、
ステータス表示ランプによって表示されるエラーと対策を
示します。
◆ ERROR NO.インジケーターに表示されるエラーコードと対策について
は、メンテナンスマニュアルをご覧ください。
ステータス表示ランプによって表示されるエラーと対策
ランプの状態
エラーの状態
対策
緑色に点灯
正常に作動している。
−−
緑色に点滅
同期信号が検出できない。
リファレンスビデオ信号を入力する。
赤色に点灯
CPU-94 基板とBKDS-RS1690が装着されていて、一方に不具合
内部基板の D5 : ACTランプが点灯している基板が動作して
が発生している。
いる。ACTランプが消灯している基板に不具合が発生してい
る。これを正常な基板に交換するとランプが緑色に戻る。
2 台のパワーサプライユニットが装着されていて、一方の電圧が
+5Vまたは
–
5V 電源インジケータが消灯しているパワーサプ
低下している。
ライユニットを交換する。
赤色に点滅
自己診断機能により、次のうちいずれかのエラーが検出された。
ターミナルにおける表示またはエラーインジケーターにより、
•
ファンが停止した。
故障箇所を調べる。
•
S-BUS データリンクが断線した。
消灯
消灯しているほうに、パワーサプライユニットが入っていないか、
故障している場合は、正常なユニットと入れ換える。
故障している。
◆ CPU 基板の交換、電源の交換はサービス担当者にご依頼ください。