概要
8
AES/EBU 信号を切り換えたとき、ブロック内のデータと
CRC(サイクリック・リダンダンシー・チェック)が不整
合を起こし、出力次段の機器が CRC エラーなどでミュー
ティングを起こすのを防ぐために、チャンネルステータス
のリジェネレーションを行います。
RS-422A のフィジカルアサインメントに対応
リダンダント CPU/ リダンダント電源を標準装備
信頼性を重視する放送業務用機器として不可欠なバックアッ
プ用コントロール基板、およびバックアップ用電源ユニット
が標準で装備されています。
イーサネットコネクターおよびケーブルの二重化
IXS-6600/6700 では、ひとつの筐体に 2 つのイーサネットコ
ネクターを装備しています。それぞれに異なる IP アドレス
を付加して、ネットワークの二重化をしています。
Web 設定(V2.0 以上)
1 次局 /2 次局を Web ブラウザーから設定できます。
対象機器
1 次局:IXS-6600/IXS-6700 (V2.0 以上)
2 次局:IXS-6600/IXS-6700 (V2.0 以上)、HDS-X5800
(対応ブラウザー:Internet Explorer 6)
◆ 詳しくは、付属のシステムセットアップマニュアルをご覧くださ
い。
2系統のリファレンス信号に対応
IXS-6600/6700 では、ビデオリファレンス入力をそれぞれ 2
系統(A、B)備え、出力のブロック単位で選択できます。
たとえば、放送局のハウスシンクと、それと異なる位相/周
波数のリファレンスをひとつの筐体内で別々のマトリックス
のリファレンスとして使用することができます。
ワードシンク信号に対応
オーディオワードシンク信号入力は、IXS-6700 では 2 系統、
IXS-6600 では 1 系統装備されています。
3 系統の S-BUS コントロール
IXS-6700 には、独立した 3 系統 4 チャンネル(A、 B1、 B2、
C)の S-BUS 用コネクターが装備されています。IXS-6600
には独立した 3 系統 3 チャンネル(A、 B、 C)の S-BUS 用コ
ネクターが装備されています。それぞれ 1 本の同軸ケーブル
で動作をコントロールできます。
BZR-IF830(4093 × 4093)コントロールソフトウェ
アに対応
BZR-IF830 をインストールしたルーティングスイッチャーコ
ントローラー HKSP-R80 を、イーサネットおよび S-BUS
データリンクで本機と接続することにより、S-BUS 空間を
4093 × 4093 まで拡張できます。拡張された S-BUS 空間内
で、複数の S-BUS 空間を制御することもできます。
IXS-6600/6700 の商品構成
フレーム
インテグレーテッド・ルーティングシステム IXS-6700
IXS-6700 の本体は、EIA 8RU です。
ひとつの筐体内で、単一のフォーマットに限定した場合の最
大マトリックスサイズは、それぞれ以下のとおりになりま
す。
基本構成は、電源ユニット4台、制御用 CPU 基板2枚で、
それぞれリダンダント構成になっています。
以下のオプション基板が装着可能です。
インテグレーテッド・ルーティングシステム IXS-6600
IXS-6600 の本体は、EIA 4RU です。
ひとつの筐体内で、単一のフォーマットに限定した場合の最
大マトリックスサイズは、それぞれ以下のとおりになりま
す。
基本構成は、電源ユニット2台、制御用 CPU 基板2枚で、
それぞれリダンダント構成になっています。
以下のオプション基板が装着可能です。
マトリックスボード(オプション)
マトリックスボード IKS-6030M
128 入力× 68 出力のマトリックス基板です。
IXS-6700 への最大装着枚数は 2 枚で、最大 128 入力× 136
出力まで拡張できます。
IXS-6600 に装着した場合は、64 入力× 68 出力になります。
信号
最大マトリックスサイズ
ビデオ
128 入力× 136 出力
AES/EBU デジタルオーディ
オ信号(バランス)
256 入力× 272 出力
AES/EBU デジタルオーディ
オ信号(アンバランス)
128 入力× 136 出力
タイムコード(アンバランス) 128 入力× 136 出力
RS-422A
112 ポート
信号
最大マトリックスサイズ
ビデオ
64 入力× 68 出力
AES/EBU デジタルオーディ
オ信号( バランス)
128 入力× 136 出力
AES/EBU デジタルオーディ
オ信号(アンバランス)
64 入力× 68 出力
タイムコード(アンバランス) 64 入力× 68 出力
RS-422A
56 ポート