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6.バイパスモードを設定する
XGS は、電源供給やハードウェアの機能に問題が発生した場合、LAN バイパスモード (ハードウェア バイパスモ
ード) で動作させることができます。バイパスモードでは、ファイアウォールはすべてのトラフィックをスキャンせず
に通過させます。このモードでは、インターフェースの 1つのペアがブリッジされ、トラフィックフローが中断され
ないようになります。
XGS アプライアンスには、右の図に示すように、バイパスポートのペアが 1つあります。
電源の障害が発生した後、再び電源供給が開始されると、ファイアウォールは自動的に通常の動作を再開しま
す。ハードウェアに障害が発生した場合は、
ソフォスのテクニカルサポート
にお問い合わせください。
LAN バイパスモードは、デフォルトでは無効になっています。以下の手順で LAN バイパスモードを有効 / 無効に
設定できます。
1. Telnet または SSH から CLI コンソールにログインします。
2.
「Option 4. Device Console」
を選択し、
Enter
キーを押します。
3. 次のコマンドを実行して LAN バイパスモードのステータスを確認します。
console> show lanbypass
4. 次のコマンドを実行してバイパスモードを有効または無効に設定します。
console> set lanbypass <on/off>
バイパスモードを有効にすると、アプライアンスの前面にあるそのポートペアの LED が点灯します (右の図を参
照してください)。
注:
初期の SFOS リリースでは、すべてのバイパスポート / ペアが同時に有効化 / 無効化されます (使用可能な
バイパスペアの LED がすべて同時に点灯 / 消灯します)。
今後の SFOS リリースで、バイパスモードをポートペアごとに有効化 / 無効化できるようになる予定です。詳しく
は、サポートデータベースの文章 (
https://community.sophos.com/kb/ja-jp/127014
) をご覧ください。
クイック スタート ガイド
XGS 2100/2300/3100/3300
バイパスペア 1 (ポー
ト 1/2)
バイパス LED –
バイパスポート 1/2
日本