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■運転
運転操作
注意
必ず守る
高圧エアーをご使用の場合は、当該作業者および周囲の作業者等は必ずイヤープロテク
タ(耳栓)等の保護具をご使用ください。高い騒音に長時間さらされると難聴等の障害の原
因になります。
必ず守る
本機の使用前に、始業前点検を必ず実施してください。本機の性能・機能が対象物に与え
る影響が重大な意味を持つ場合、必ずその結果を確認できる測定・監視機構を組み合わ
せて使用してください。
本機の始業前点検を実施してください。基本的な始業前点検の項目は以下の通りですが、管理要件に
応じて追加してください。なお、以下の始業前点検を実施した場合であっても本機の性能・機能の全てを
保証するものではありません。
検査対象箇所
検査方法
判定基準
本体および本体の各パーツ、モー
ターカートリッジ、ノズル
目視による外観検査
割れ、欠け、ゆがみ、大きな傷、変
色がないこと
本体および本体の各パーツ、モー
ターカートリッジ、ノズル
手で本体を持ち、軽く振る
軽く振った時に本体内部で大きな
カチャカチャ音がしないこと
各パーツに緩みがないこと
本体嵌合部、トリガー部、モータ
ーカートリッジ部、エアー継手部
聴音および触感によるエアー漏れ
検査
エアー漏れがないこと
レギュレータ
緩み検査
軽くねじってみて、動かないこと
モーターカートリッジ
緩み検査
軽くねじってみて、動かないこと
ノズル
緩み検査
軽くねじってみて、動かないこと
除電性能
試験片および静電気測定器
(
弊社
Eye-02
等
)
による検査
十分な除電性能があること
イオンバランス
静電気測定器
(
弊社
Eye-02
等
)
による検査
±
30V
以内であること
トリガー
エアーを供給しない状態で操作す
る
(
握る・離す
)
握ってから離したとき、
1
秒以内に
元の位置に戻ること
トリガーを引くとイオン化された圧搾エアーが吹き出され、除電除塵が行えます。
本機はトリガーを全開にして使用することを想定して設計されています。少ないエアーで除塵・除電したい
場合には、本機に供給するエアー圧力と本機のレギュレータを交互に調整しながらエアーの吹出量を調
整してください。
トリガーを引いてから、除電効果が得られるまでにごくわずかな
(0.5
秒以下
)
タイムラグが発生することがあ
りますが、故障ではありません。