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設置
設置場所(つづき)
静電気によるトラブルの起きる場所の直前が最も良い取付位置です。
帯電物が他のものに触れていない場所(空中に浮いた状態の場所)に取り付けてください。
帯電物の背後が空間でない場合では除電効果は良くありません。
放電針先端が帯電物に向くように設置してください。
バーは帯電物から
15mm
以上離し、
50mm
以内に設置されることをお勧めします(無風時)。
バーは帯電物に近いほど除電効果が良くなります。帯電物の帯電電圧が高い場合、帯電物の移動スピ
ードが早い場合等には、できるだけ近づけて設置してください。
バーと帯電物の間には他のものが介在しないようにしてください。
バーは切ったり、曲げたりできません。取り付けに余裕のある場所を選択してください。
また、高圧ケーブルが片側から出ていますのでその通路を確保してください。
バーは、帯電防止処理を行うものではありません。バーで除電したあとも、帯電物が他のものと接触したり、
摩擦したりすると再度帯電します。
帯電物の厚みが厚い場合(
0.1mm
以上が目安です)は、帯電物の両面から除電してください。また、帯電
物の移動速度が非常に速くて帯電が取りきれないときは、バーを平行に
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本並べて設置すると良い結果
が得られる場合があります。
設置例
設置作業
注意
必ず守る
・設置作業は、電気配線等を含む、電気製品の取り扱いに習熟された方がとりおこなってくださ
い。
・本製品には絶対に穴開け等の加工をしないでください。
・本製品は固定してご使用ください。動かしながら使用しないでください。
禁止
・バーの放電針は、取り付け金具やその他のもので覆ったりしないようにご注意ください。放電
針の
15mm
以内に金属、その他のものがあると、スパークが発生することがあり、事故の原因
となる場合があります。
・バーには帯電物が接触しないようにしてください。また、機械の可動部等に当たっていないこ
とを確認してください。
・バーがねじれたり曲がったりしないようにご注意ください。また、無理なテンションがかからない
ようにしてください。