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■
設置
設置作業(つづき)
まず、機械フレーム等に取り付け用の金具(お客様にてご用意ください)を固定し、その金具にバーを固定
してください。
出荷時に、取付用ねじ
1
つにつき
2
組の六角ナットとばね座金が組付けられています。取付の際には、六
角ナットとばね座金をそれぞれ
1
つだけ外して、取り付け金具に固定してください。バー本体に近い六角ナ
ットとばね座金は、取付ねじをバー本体に固定するためのものですので、取り外さないでください。
高電圧電源
GP
-
1
の設置
高電圧電源
GP-1
の設置については、専用の取扱説明書をご参照ください。
高電圧ケーブルの配線
注意
必ず守る
高電圧ケーブルには寿命があります(約
10
,
000
時間)。
ケーブルは定期的に点検する必要があります。
点検・交換を考慮して高電圧ケーブルを敷設してください。
必ず守る
高電圧ケーブルを鋭角に曲げたり、直角に曲げたりしないでください。ケーブルの最少曲げ半
径は内寸で約
60mm
です。また、尖った金属や機械フレーム等の角に触れたままのような配
線をしないでください。このような配線は高電圧ケーブルの絶縁を早期に劣化させ、事故の原
因になることがあります。
必ず守る
必ず、高電圧ケーブルの電源側の端末のアース線を高電圧電源ユニット
GP
-
1
のアース端
子に接続してください。接続が不十分な場合、アウターケース、取り付け金具または高電圧ケ
ーブルから電撃を受けることがあります。
必ず守る
通電中に、高電圧ケーブルが破断すると火花が発生します。このような時にはすぐに使用を
中止して修理を依頼してください。尚、高電圧ケーブルの芯線とシールド被覆(アース体)が短
絡すると
GP
-
1
の安全回路(異常検知回路)が働き、自動的に高電圧出力が停止します。
必ず守る
高電圧ケーブルは、非常に高い電圧を伝導するための特殊な電線です。絶対に傷を入れな
いでください。極端な曲げによる折れや引っ張りによる変形等のないように丁寧に扱ってくださ
い。また、水濡れや金属粉(切り粉)の付着がないように十分気を付けてください。
禁止
高電圧ケーブルを短くする等の加工は絶対に行わないでください。
禁止
高電圧ケーブルは、動かないように固定してご使用ください。ケーブルを動かして使用すると
絶縁劣化が早まり、装置の寿命が短くなります。
禁止
高電圧ケーブルに引っ張り力や荷重がかかるような配線をしないでください。また、機械等の
可動部や摺動部に接触して、ケーブルおよびその被覆に損傷を与えるような配線をしないで
ください。
高電圧ケーブルは、特殊な電線です。高耐圧シリコンケーブルが接地に接続するシールドおよびウレタンで被覆
されています。以下の手順で配線をおこなってください。
①本製品から高電圧電源ユニット
GP
-
1
までの高電圧ケーブルの配線経路を決めてください。
②その経路に、ナイロンクリップ等を利用して高電圧ケーブルを固定してください。このとき、締めすぎて高電圧ケ
ーブルが大きく変形することがないようにしてください。ケーブルは、本製品の近くおよび、高電圧電源ユニット
GP
-
1
の近くで一度固定してください。それ以外の場所では、ケーブルは約
1m
毎に固定してください。