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DTX Version 2
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システムアップグレードインフォメーションガイド
ベース音色などの音程設定について
パッドを叩いてベース音色などで音階を奏でる場合の設定方
法には、次の 2 通りがあります。
■ GM キーボードボイスを使う場合
!
ドラムキットトリガーエディットモードの13ページ目の
Note=(MIDI チャンネル)画面(取説 P.42)で、各ノート
(1st 〜 5th、mut、rim)の MIDI チャンネル(Chan=)を
10 以外のチャンネルに設定します。
A
10チャンネルは、ドラムボイス専用のチャンネルなので、
その他のチャンネルを選ぶことにより、GMキーボードボイスを
使うことが可能になります。
A
各ノート(1st 〜 5th、mut、rim)ごとに別々の MIDI チャ
ンネルを設定することもできますし、中には 10 チャンネルを設
定してドラムボイスを混在させることもできます。
"
ドラムキットボイスエディットモードの 16 ページ目の
PC Ch=(プログラムチェンジ送信)画面(取説P.59)で、各
チャンネルごとに使いたいボイスのプログラムチェンジナ
ンバー(音色番号)を設定します。この操作で、先ほど1.の
手順で設定した各ノート(MIDI チャンネル)に対するキー
ボードボイスが決まります。
A
プログラムチェンジナンバー 1 〜 128 は、各ボイスの音
色番号 1 〜 128 にそれぞれ対応しています。詳しくは GM キー
ボードボイスリスト(取説 P.147)をご参照ください。
#
ドラムキットトリガーエディットモードの11ページ目の
Note=(ノートナンバー 1 to 5)画面(取説 P.40)で、各
ノート(1st 〜 5th、mut、rim)のノートナンバー、ノー
トネームを設定します。この操作で、それぞれのノートに
設定されたキーボードボイスの音程が決まります。
A
ノートナンバー 0〜127に対してそれぞれ半音単位で音
程が割り当てられています。詳しくはノートナンバーと鍵盤との
関係(取説 P.41)をご参照ください。
■ドラムボイスを使う場合
!
ドラムキットトリガーエディットモードの13ページ目の
Note=(MIDI チャンネル)画面(取説 P.42)で、各ノート
(1st 〜 5th、mut、rim)の MIDI チャンネル(Chan=)を
10 チャンネルに設定します。
"
ドラムキットボイスエディットモードの 1 ページ目の
VCE(ボイス)画面(取説 P.53)で、パッドを叩いて演奏す
るのに必要な数のMIDIノートナンバーに対してそれぞれ
同じドラムボイスを設定します。
A
ドラムボイスリストは P.16 (取説 P.148)に用意されて
います。
A
ここでの作業は単純にMIDIノートナンバーとドラムボイ
スの対応リストを作成しているだけなので、音程の指定は行われ
ません。
A
他のパッド(インプット)で使用中のノートナンバーに対す
るドラムボイスの設定/変更は避けてください。そのパッドを叩
いたときのドラムボイスが変更されてしまうことになります。
#
ドラムキットボイスエディットモードの 4 ページ目の
Pitch(ピッチ)画面(取説 P.54)で、先ほど
"
の手順で同
じドラムボイスを設定したMIDIノートナンバーに対して
それぞれ半音単位でピッチを設定します。この操作で、先
ほど各MIDIノートナンバーに設定したドラムボイスの音
程が半音単位で決まります。
A
数字による音程指定でわかりにくいので、実際に音を出し
て確認してください。
$
ドラムキットトリガーエディットモードの11ページ目の
Note=(ノートナンバー 1 to 5)画面(取説 P.40)で、各
ノート(1st 〜 5th、mut、rim)に、先ほど
!
と
"
の手順
でボイスや音程が設定されたノートナンバー(ノートネー
ム)を設定します。この操作で、それぞれのノートにドラ
ムボイスとその音程が設定されたことになります。結果と
して各パッドを叩くと、それぞれのノートのドラムボイス
の音程が異なって発音されることになります。
A
キーオフモードの設定によっては、発音される音の長さが
極端に長かったり、短かったりする場合があります。このような
場合は、ドラムキットボイスエディットモードの 11 ページ目の
Key Off(キーオフ)画面(取説 P.58)で、設定を確認してくださ
い。