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MIDIを使って送信側の機器から受信側の機器の音色ナンバー
を切り換えることができます。これをプログラムチェンジと
いいます。
いろいろなMIDIシステムを組んでいくと、このプログラム
チェンジのデータの送受信ができたほうが便利な場合と、で
きないほうが便利な場合とがあります。
プログラムチェンジをオフにすると、プログラムチェンジの
情報を送受信しなくなります。
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、クラビノーバトー
ン(CLAVINOVA TONE)ボタンを押すごとに、オン/オフが切
り換わります。
→
操作中は、プログラムチェンジ=オフでクラビノーバ
トーンボタンのランプが点灯、プログラムチェンジ=オ
ンで消灯します。
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ピアノ2 (PIANO
2)ボタンを押すごとに、オン/オフが切り換わります。
→
操作中は、プログラムチェンジ=オフでピアノ2ボタンの
ランプが点灯、プログラムチェンジ=オンで消灯しま
す。
・ 電源をオンにしたときは、プログラムチェンジ=オンに設
定されます。
MIDIではペダルやボリュームなど、いろいろなデータの送受
信も行えます。これらはコントロールチェンジとしてまとめ
て扱われます。
コントロールチェンジをオフにすると、コントロールチェン
ジの情報を送受信しなくなります。
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、エレクトリックピ
アノ (E. PIANO)ボタンを押すごとに、オン/オフが切り換わ
ります。
→
操作中は、コントロールチェンジ=オフでエレクトリッ
クピアノボタンのランプが点灯、コントロールチェンジ
=オンで消灯します。
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、クラビノーバトー
ン(CLAVINOVA TONE)ボタンを押すごとに、オン/オフが切
り換わります。
→
操作中は、コントロールチェンジ=オフでクラビノーバ
トーンボタンのランプが点灯、コントロールチェンジ=
オンで消灯します。
・ クラビノーバがコントロールチェンジとして扱える情報
は、41ページに詳しくまとめてあります。
・ 電源をオンにしたときは、コントロールチェンジ=オンに
設定されます。
クラビノーバに内蔵されている音色を、シーケンサーやコン
ピューターのマルチ音源として使うことができます。
シーケンサーからパートごとにプログラムチェンジで音色を
指定して鳴らすことによって、オーケストレーションを楽し
むことができます。
マルチティンバー機能をオンにすると、マルチ音源として使
うことができるようになります。
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ハープシコード
(HARPSICHORD)ボタンを押すごとに、オン/オフが切り換わ
ります。
→
操作中は、マルチティンバー機能=オンでハープシコー
ドボタンのランプが点灯、マルチティンバー機能=オフ
で消灯します。
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、エレクトリックピ
アノ(E. PIANO)ボタンを押すごとに、オン/オフが切り換わり
ます。
→
操作中は、マルチティンバー機能=オンでエレクトリッ
クピアノボタンのランプが点灯、マルチティンバー機能
=オフで消灯します。
・ 電源をオンにしたときは、マルチティンバー機能=オフに
設定されます。
鍵盤を好きな位置で低音部と高音部に分け、低音部の音をク
ラビノーバでは鳴らないよう(MIDIスプリット&レフトロー
カル・オフ)にする機能です。音源モジュールなどのMIDI機器
を接続すると、低音部は外部音源で、高音部はクラビノーバ
の音源で鳴らすことができます。
① MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、オルガン
(ORGAN)ボタンを押すごとに、MIDIスプリット&レフト
ローカル・オフと通常の状態が切り換わります。
→
操作中は、MIDIスプリット&レフトローカル・オフでオル
ガンボタンのランプが点滅、通常の状態で消灯します。
② MIDI/トランスポーズボタンを押したまま、境にしたい鍵
盤を押します。
→
操作中は、MIDIスプリット&レフトローカル・オフでオル
ガンボタンのランプが点灯、通常の状態で消灯します。