各部の名称と機能
取扱説明書
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0
COMP コントロール / インジケーター
コンプレッサーのかかり具合を調節します。COMP コ
ントロールを右に回すと、圧縮効果だけでなく出力レベ
ルも自動的に調整されます。過大入力を圧縮して信号を
歪ませずに全体の音圧を上げることができます。コンプ
レッサーが作動すると、COMP インジケーターが点灯
します。
NOTE
・ COMP コントロールのレベルを上げすぎると、出力レベルが
上がるためハウリングしやすくなります。少し抑えて設定し
てください。
A
EQ( イコライザー : HIGH, HI-MID, LO-MID,
LOW)
4 バンドイコライザーで、4 つの帯域 (HIGH、HI-MID、
LO-MID、LOW) を調整します。ゲインコントロールを
「▼」の位置にすると、フラットな特性となります。ゲ
インコントロールを右に回すと、その周波数帯域が増幅
され、左に回すと減衰されます。また、モノラルチャン
ネルの HI-MID と LO-MID にはフリケンシーコントロー
ルがあり、基準周波数を調整できます。
各帯域のイコライザータイプ、基準周波数、最大可変幅
は以下のとおりです。
モノラルチャンネル
ステレオチャンネル
B
EQ ON スイッチ
このスイッチをオンにすると、イコライザーが有効にな
ります。
C
AUX コントロール (1 〜 8)
インプットチャンネルから AUX1 〜 8 バスに送られる
信号のレベルをそれぞれ調整します。ツマミの「▼」
(ノ
ミナル)の位置を目安に調整してください。このコント
ロールで調整する信号は、PREスイッチ(
D
)で決めます。
D
PRE スイッチ
AUX バスに送られる信号の取り出し位置を、イコライ
ザー通過後でチャンネルフェーダー調整前 ( プリフェー
ダー)またはチャンネルフェーダー調整後 (ポストフェー
ダー ) に、2 バスごとに切り替えます。このスイッチを
オンにするとプリフェーダー信号が AUXバスに送られ、
チャンネルフェーダーの影響を受けません。
NOTE
・ AUX バスに送られるプリフェーダー信号は、内部ジャンパー
の設定によりイコライザー通過前 に変更できます(有償対
応)
。この場合、インプットチャンネルの ON スイッチがオフ
でも、AUX バスに信号が送られます。詳細は、巻末に記載さ
れているヤマハ電気音響製品サービス拠点にお問い合わせく
ださい。
E
PAN コントロール
モノラルインプットチャンネルの信号を、バスのどの位
置 に 定 位 さ せる か 調 節 し ます。左 に 回 す と 定 位が
GROUP バスの奇数チャンネルまたは ST L バスに移動
し、右に回すと GROUP バスの偶数チャンネルまたは
ST R バスに移動します。
F
BAL コントロール
ステレオチャンネルの左右の音量バランスを調節しま
す。INPUT L 端子に入力された信号は GROUP バスの
奇数チャンネルまたは ST L バスへ、INPUT R 端子に
入力された信号は GROUP バスの偶数チャンネルまた
は ST R バスに送られます。
G
ON スイッチ / インジケーター
このスイッチをオンにすると、そのチャンネルが有効に
なり、インジケーターが点灯します。
NOTE
・ ON スイッチがオフになっていても、PFL スイッチ (
K
) を
オンにすると、チャンネルフェーダー調整前の信号を MONI-
TOR OUT 端子と PHONES 端子でモニターできます。
H
インプットメーター
インプットチャンネルのイコライザー後の信号レベル
を、3 つの LED で表示します。入力信号レベルが−
20dB のときに「− 20 」 LED が点灯し、既定レベルで
「0」LED が点灯します。また、入力信号がクリッピン
グの 3dB 手前に達すると、PEAK LED が赤く点灯しま
す。
I
バスアサインスイッチ
各チャンネルの信号をどのバスに送るかを決めます。ス
イッチをオンにすると、該当するバスに信号を出力しま
す。
1-2、3-4、5-6、7-8 スイッチ :
各チャンネルの信号
を GROUP1/2 〜 7/8 バスに出力します。
ST スイッチ :
各チャンネルの信号を ST L/R バスに出
力します。
MONO スイッチ :
各チャンネルの信号を MONO バスに
出力します。
NOTE
・ 信号を各バスに出力するには、チャンネル ON スイッチ(
G
)
をオン (
) にしてください。
J
MUTE スイッチ (1 〜 4)
各チャンネルのミュートのオン / オフを 1 〜 4 番に割
り当てます。MUTE MASTER セクションの MUTE マ
スタースイッチ (1 〜 4)(156 ページ ) をオンにすると、
その番号の MUTE スイッチがオンになっているイン
プットチャンネルがミュートされます。
NOTE
・ チャンネルがミュートされると、ON インジケーター (
G
) が
消灯します。
・ チャンネルがミュートされていても、PFL スイッチ (
K
) を
オンにするとチャンネルフェーダー調整前の信号を MONI-
TOR OUT 端子と PHONES 端子でモニターできます。
バンド
タイプ
基準周波数
最大可変幅
HIGH
シェルビング
10kHz
± 15dB
HI-MID
ピーキング
400Hz 〜 8kHz
LO-MID
ピーキング
80Hz 〜 1.6kHz
LOW
シェルビング
100Hz
バンド
タイプ
基準周波数
最大可変幅
HIGH
シェルビング
10kHz
± 15dB
HI-MID
ピーキング
3kHz
LO-MID
ピーキング
800Hz
LOW
シェルビング
100Hz
Summary of Contents for IM8-40
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Page 3: ...145 2 5 10 2 2...
Page 10: ...152 K PFL PFL MONITOR OUT PHONES NOTE PFL MONITOR 159 PFL L NOTE ST MONO GROUP1 8 AUX1 8 PRE...
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Page 30: ...Owner s Manual 172 1 1 MIXING CONSOLE Monaural Input Stereo Input Track Sheet...
Page 31: ...Owner s Manual 173 Title Date Place Notes Session Information 5 4 3 2 1 6 7 8 4 3 2 1 4 2 1 3...