YT-250
YT-250
取扱説明書
このたびはヤマハクロマチックチューナー YT-250をお買い求めいただき、
まことにありがとうございます。
お使いになる前に、
この取扱説明書をよくお読みになり、正しくご使用ください。
また、お読みになった後は、保証書と共に大切に保管してください。
■ 仕様
表示
: 液晶インジケーター、チューニングガイド(3点LED)
音名
: C, D, E, F, G, A, B,
#
調律範囲
: A0 (27Hz)〜C8 (4186Hz)
調律精度
: ±1セント
ジャストチューン範囲
: ±3セント
基準ピッチ範囲
: A4=435〜446Hz (1Hzステップ)
入力
: INPUT端子(6φモノラル)
、内蔵マイクロホン
出力
: OUTPUT端子(6φモノラル)
電源
: 6F22(006P)9V乾電池×1個
電池寿命
: 約50時間 (AUTOモード時)
外形寸法
: 118
(W)
×63(H)
×24.5
(D) mm
重量
(本体)
: 130g
(乾電池含む)
付属品
: 6F22 9V乾電池×1個
■ ご使用になる前に
◆使用する場所
故障の原因となりますので、次のような場所
でご使用にならないでください。
・ 直射日光の当たる場所
・ 温度や湿度が非常に高い場所や低い場所
・ 砂やホコリの多い場所
◆電池について
・ YT-250は、6F22(006P)乾電池で作
動します。
・ ご使用にならない時は、必ず電源スイッチ
をOFFにしておいてください。また、電池
の液漏れを防ぐため、長時間ご使用にな
らない場合は、電池を取り出しておいてく
ださい。
・ 電池が切れたままで長時間放置しますと、
電池の液漏れなど、故障の原因となりま
す。お早めに電池交換してください。
◆取り扱いはやさしく
スイッチや本体に無理に力を加えたり、本体
を落としたりしますと、故障の原因となります。
ご注意ください。
◆お手入れ
外装のお手入れの際は、必ず柔らかい布で
乾拭きしてください。ベンジンやシンナー系の
液体、強燃性のポリッシャーなどは絶対にご
使用にならないでください。
◆保証書の手続き
製品をお買上げいただいた日より1年間は
保証期間となり、修理料金は無償とさせてい
ただきます。ただし、保証書に販売店印、購入
年月日の記入がない場合は、保証期間中で
もサービスが有償となることがあります。必
ずお求めになった販売店で保証書の手続き
を行なった後、大切に保管してください。
◆取扱説明書は大切に
この取扱説明書をお読みになった後は、大
切に保管してください。
ご使用済みの電池は、火の中
に入れないでください。
また、電池は幼児の手の届か
ない所に保管してください。
火災・感電・人身傷害の危険を防止するには
〜以下の指示を必ず守ってください〜
安全へのこころがけ
この
「安全へのこころがけ」
は製品を安全に正しくお使いいただき、お客
様や他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろ
いろな絵表示を使って説明しています。
絵表示の意味をよく理解してから、本文をお読みください。
絵表示に
ついて
注意(危険・警告を含む)
を促す内容があることを告げるものです。
禁止の行為を告げるものです。
例: →
分解禁止
注意
この表示を無視して誤った取扱い
をすると、人が障害を負ったり、財産
が損害を受ける危険の恐れがある
内容を示しています。
この機器は、正常な通気が妨
げられることのない所に設
定して、使用してください。
使用後の電池は火中に捨
てないでください。発 熱、
破裂、発火の原因となりま
す 。一 般 の ゴ ミ と は 分 け
て、決められた場所に捨て
ましょう。
電 池 は 表 示 さ れ た 極 性
(+、−)を間違えないよう
にしてください。間違えま
すと電池の破裂や液もれ
によって、けがや周囲を汚
損する原因となることが
あります。
本体を、故意に投げたり落
としたりしないでくださ
い。本体の故障だけでなく、
思わぬけがの原因となるこ
とがあります。
電池は幼児の手の届かない
場所に保管してください。
この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説
明書をよく読んでください。
この機器を分解したり、改造したりしないでく
ださい。火災、感電の原因となります。
修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ
ている以外のことは、
絶対にしないでください。
必ずサービスセンターに相談してください。
次のような場所での使用や保存はしないでくだ
さい。火災、感電の原因となります。
・ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、
発熱する機器の上など)
・ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
・ ホコリの多い場所
・ 振動の多い場所
※ 特に自動車内は直射日光などにより非常に
高温となります。
この機器を車内に放置しな
いでください。
この機器に、
異物
(燃えやすいもの、
硬貨、
針金な
ど)や液体(水やジュースなど)を絶対に入れな
いでください。火災、感電の原因となります。
ぐらついた台の上や傾いた所など、不安定な場
所に置かないでください。
また、
過度に積み重ね
ての使用はしないでください。落ちたり倒れた
りして、けがの原因となります。
警告
この表示を無視して誤った取
扱いをすると、人が死亡又は
重傷を負う危険の恐れがある
内容を示しています。
CHROMATIC TUNER
※ 仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
6F22, 006P
9V乾電池
■ 電池交換
電池が消耗してくると、液晶インジケーター
が暗くなってきます。電池が消耗したままだ
と、誤動作する場合があります。お早めに新
しい電池(6F22, 006P 9V乾電池)
と交換し
てください。
※ 電池の交換は、必ずPOWERスイッチ
u
を
OFFにしてから行ってください。
※ 電池の極性(+, −)を間違えないように注
意してください。
■ 基準ピッチの設定
1.
POWER
スイッチ
u
をONにします。ピッチは440Hzにセットされます。(点滅表示)
2.
PITCH
スイッチ
r
を繰り返し押して、希望する基準ピッチ(435〜446Hz)に設定し
ます。
3.
PITCH
スイッチ
r
を押す操作を止めた後、約2秒後に自動的にチューニングモードへ戻
ります。
435→436→437→438→439→440→441→442→443→444→445→ 446
■ チューニングの方法
チューニングの方法には、入力した音に一番近い音名とその音名の音より高いか低いか
を自動的に表示するオート(AUTO)
モードと、合わせたい音名を指定してチューニング
するマニュアル(MANL.)モードがあります。モードの切り替えはMODEスイッチ
e
を
押して行います。どちらのモードになっているかは、液晶ディスプレイ
q
の左下部に
AUTOまたはMANL.が表示されます。
※オートモードではNOTEスイッチ
t
を押してもマニュアルモードになります。
●オートチューニング:AUTO
1. 電気・電子楽器の場合は、INPUTジャック
o
に楽器からのコードを接続します。
(OUTPUTジャック
i
とアンプを接続しておけば、本機の電源のON/OFFに関わら
ず楽器からの信号はアンプに送られます。ただしノイズの原因となりますので、演奏
中は本機の電源を切っておいてください。)
※ INPUTジャック
o
にプラグが接続されている状態では、内蔵マイクロホン
y
は作
動しません。
アコースティック楽器をチューニングする場合は、手順4の際、楽器に内蔵マイクロ
ホン
y
をできるだけ近付けます。
2. POWERスイッチ
u
をONにします。
液晶インジケーター
q
に基準ピッチ(初期設定はA4=440Hz)が約2秒間点滅表示さ
れ、その後自動的にオートモードになります。(液晶インジケーター
q
にAUTOが点灯)
3. 基準ピッチを変更する場合は、PITCHスイッチ
r
により設定します。( 基準ピッチ
の設定 の項参照)
4. 楽器の音を出します(単音で鳴らします)。
液晶インジケーター
q
の音名、針表示およびチューニングガイド
w
を見ながら楽器を
チューニングします。
4-1. まず、合わせたい音名表示が点滅するように、おおまかに楽器をチューニングします。
4-2. 次に、針表示が中央を指し、チューニングガイド
w
の緑のLEDが点灯するように
細かくチューニングしたら完了です。
針表示が中央を指すように
■ 各部の名称
電池カバー
裏面
u
POWER
スイッチ
r
PITCHスイッチ
y
内蔵マイクロホン
w
チューニングガイド
q
液晶インジケーター
※ POWERスイッチ
u
をOFFにすると、
ピッチ設定は440Hzにリセットされます。
■ チルトスリットの使い方
本体裏側のスリットは、チューナーを傾けて使うためのものです。下図のようにスリット
にコインなどをセットしてお使いください。
このLEDが点灯したら
チューニングOK
例)オートモードでEにチューニングする場合
合わせたい音名表示
が点滅するように
AUTOを表示させる
基準ピッチを表示
i
OUTPUT
ジャック
o
INPUT
ジャック
t
NOTEスイッチ
e
MODEスイッチ
●マニュアルチューニング:MANL.
1. オートチューニングの手順1〜3と同様の設定をします。
2. 合わせたい音名表示が点滅するまで、NOTEスイッチ
t
を数回押します。マニュア
ルモードになります。(液晶インジケーター
q
にMANL.が点灯)
3. オートチューニングの手順4と同様に、楽器の音を出しチューニングします。
4. 別の音にチューニングする場合は、上記手順2, 3を繰り返します。
ヤマハ電気音響製品サービス拠点(修理、サービス問い合せ先)
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